血液型と性格は関係する


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 血液型占いを信じている人には当たり前と言われそうだが・・・。
『日本の健常人において、ABO式血液型の遺伝子型と性格特性には有意な関連が認められることが、弘前大学の土嶺 章子氏らの研究により明らかになった。しかし、ABO式血液型の遺伝子型と持続性形質との間の関連が比較的弱い可能性があるため、本研究結果は注意して解釈するべきであるとのこと。PLoS One誌オンライン版2015年5月15日号の報告。
 ABO式血液型と性格特性の関連について、科学的なコンセンサスは得られていない。
 しかし最近の研究で、ドーパミンβヒドロキシラーゼ(DBH)遺伝子はABO遺伝子と連鎖しているという仮説が立てられた。そこで著者らは、ABO遺伝子型と性格特性との関連を調査した。
 対象は、気質性格検査(TCI:Temperament and Character Inventory)を受けた日本の健常人1,427人。各被験者のABO血液型は、TaqManアッセイを用いて、血液型を規定する遺伝子多型(rs8176719、rs8176746)を調べることにより決定した。 6つのABO遺伝子型あるいは4つのABO表現型と性格特性との関連は、年齢や性別で調整後、共分散の多変量解析(MANCOVA)を用いて評価した。
 主な結果は以下のとおり。
・多変量解析の結果、TCIスコアは、ABO遺伝子型群間で有意な差が認められた(F [7、1393]=3.354、p=0.001)。
・その後の単変量解析では、遺伝子型群間における持続性の平均スコアに有意な差が認められた(F=2.680、 partialη2=0.010、 p=0.020)。
・4つのABO表現型に分割した場合も、表現型群間でTCIスコアに有意な差が認められた(F [7、1397]=2.529、 p=0.014)。
・その後の単変量解析では、表現型群間における持続性の平均スコアに有意な差が認められた(F=2.952、 partialη2=0.006、p=0.032)。
・以上のことから、日本の健常人においては、ABO式血液型の遺伝子型と性格特性が有意に関連することが明らかになった。(ケアネット 2015/06/02)』(https://www.carenet.com/news/general/carenet/40060


 日本人は血液型占いが好きな民族だ。
 しかし他の国では全くと言って良い程、血液型占いへの関心は薄い(http://tabizine.jp/2014/03/03/4773/)。
 私は血液型占いには批判的で、学問的に根拠が無い偏見に過ぎないと身近な人にはずっと言って来た。しかしどうもそうでは無いらしい。
 血液型を決定する遺伝子のグループと、人の気質や性格に影響を与える一部の遺伝子のグループが関連している可能性が、研究によって指摘されたのだ。
 世間で広く言われていることは、馬鹿に出来ないね・・・。
 私も認識をあらためないといけないのか?
 しかし、市販の血液型占いの本に書かれているような性格的特徴が、統計的に信頼できるほど本当かどうかについては、まだ何の証拠も無いのだ・・・。


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