グローバル馬鹿


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 日本のTPP参加は私個人の考えとしては間違いだ。それに大筋合意したというのだから大変だ。
 何故、私がTPPを嫌うか?
 それはTPPがグローバル化の手段だと思っているからだ。
 グローバル化は間違いである。経済に於いてはローカル化こそ正しい。それが私の考えだ(http://d.hatena.ne.jp/NOFNOF/20140907/1410088312)。
 そして更なる脅威。このTPPの枠組みに、いずれ中韓も入る可能性があるという。


『【ソウル=島崎諭生】環太平洋連携協定(TPP)交渉の大筋合意を受け、韓国の崔〓煥(チェギョンファン)企画財政相は六日、国会で「韓国はどんな形ででも参加する方向で検討しなければならない」と述べた。※〓は日の下に火
 韓国はTPP交渉に参加する十二カ国のうち十カ国と自由貿易協定(FTA)を締結済みで、当初は参加に消極的だった。だが、韓国紙の中央日報によると、韓国政府の対外経済政策研究院は、TPPに参加しない場合に国内総生産(GDP)が0・12%減少し、貿易収支も年間一億ドル(約百二十億円)以上悪化すると分析。主要韓国紙は六日「FTAで先行していた効果が色あせる。日本との競争で打撃は避けられない」(東亜日報)、「成長率がさらに急落しないようTPPへの参加を急がなければならない」(朝鮮日報)などと指摘した。
 韓国の加入には全交渉参加国の了承が必要で、早くても二〇一七年以降になる見通し。
【北京=秦淳哉】TPPに参加していない中国は当面、日中韓自由貿易協定(FTA)や東アジア地域包括的経済連携(RCEP)などの交渉を優先させる。今後のTPP参加にも含みを持たせている。
 中国商務省は六日、「TPPが太平洋地域の自由貿易の相互促進、貿易投資と経済発展に貢献することを望む」とする声明を公表。国営新華社通信は「適切な時期に中国が加入することを排除しない」と報じた。
 中国がTPP参加に消極的だった理由は、TPPの構想自体にアジアで輸出を増大させる中国をけん制する意味合いが含まれていた上、国内で影響力を持つ国有企業の優遇措置が制限されるのを恐れたためだ。
 中国は今年、韓国、豪州とFTAを締結。今後は日中韓FTAと、日本、豪州など十六カ国が参加するRCEPの協議を進める。一方で「シルクロード経済圏」構想に基づき、中央アジアから欧州に及ぶ新たな経済圏創設にも力を注ぐ。
 しかし、TPPによって関税などの面で不利となる中国が輸出でマイナスの影響を受けるのは必至。巨大な米国市場で苦戦を避けるため、TPP運営の行方を見極めつつ、将来的な参加を検討するとみられる。(2015年10月7日 東京新聞)』(http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/list/201510/CK2015100702000138.html


 最悪、中韓の製品が関税も無しにどんどん入って来る未来。製品だけでなく労働者も企業も、今以上にどんどん来る。恐怖の未来像だ。
 日本人は何のために一生懸命働いて来たのか?
 多くの日本人は、安全で安心できる生活を守る為に働いている。
 ところがグローバル化の手先たちは、変わらなければ生き残れないと叫ぶ。生き残る為には、変わらなければならないと絶叫する。
 そして共同体のルールを破壊し、安心を壊すような方向へどんどん進む。ここに本末転倒なところがある。
 破壊を進歩のように錯覚させている。そこに欺瞞がある。
 全体最適はグローバル企業にとっては合理的だろう。しかしローカルな個人にとって甚だ不合理なものだ。我々の街に既にあるものを、それより安いと言う理由だけで何万キロもの彼方から運んでくるのである。しかも、しばしば必ずしも我々の希望する水準に達していないものが、安いと言う理由だけで市場に受け入れられてゆく。
 この現状に対し、さして大きな反対運動も起きないのは異常だ。
 今の日本人は、グローバル馬鹿になっていると思う。

 
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日本のニュートリノ研究


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 既にニュースになっているように、大村博士のノーベル生理学・医学賞の受賞に続き、素粒子ニュートリノの質量を発見した功績により、昨日、梶田教授がノーベル物理学賞を受賞した。日本の基礎研究力の高さを世界に示す快挙である(http://www.yomiuri.co.jp/science/20151006-OYT1T50067.html)。誠に喜ばしい。
 しかし、この梶田教授が研究しているニュートリノに関しては、何が何だか分からないと言う人も多い事だろう。さて、ニュートリノとは一体何か?
『■誕生時から宇宙漂うニュートリノ
 ニュートリノ 宇宙に存在する物質のうち、最も基本的な粒子の一つ。電荷を持たず、どんな物質もすり抜ける。「電子型」「ミュー型」「タウ型」の3種類がある。地球に飛来する宇宙線が大気とぶつかってつくられるほか、太陽内部の核融合や、地球内部のウランの自然崩壊などで発生。原発からも大量に生み出される。宇宙誕生時にできたニュートリノも宇宙を漂っており、地上でも毎秒1千兆個以上のニュートリノが私たちの体を通り抜けているとされる。(2015.10.6 産経ニュース)』(http://www.sankei.com/life/news/151006/lif1510060033-n1.html
 うーむ。


 そういうものだ。。。以下、簡単な補足。
 ニュートリノは極めて小さく、相互作用しにくい。従って、どんな物質も簡単にすり抜けてしまう。太陽から地球に降り注ぐニュートリノシャワーも、殆どが何事も無かったかのように、地球の反対側まで突き抜ける。
 従って、もしも仮にニュートリノ側から宇宙を見れば、この宇宙は殆ど何も無い空っぽの空間に見えるだろう。何故なら、遮るものが何もないから。
 ほんの一部のニュートリノだけが、稀に他の素粒子と衝突する。素粒子は極めて小さいので、素粒子同士の衝突は殆ど起こらないのである。極々たまに、素粒子ニュートリノが衝突し、光を発する。
 岐阜県の神岡にある測定施設、スーパーカミオカンデは、その際の僅かな光をキャッチすることでニュートリノの存在を検知することが出来る(http://spaceinfo.jaxa.jp/ja/neutrinos.html)。
 この研究分野では、日本がトップである。




 
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