米海軍が南沙諸島へ


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 中国が主張する南沙諸島「領海」内へ、米国が艦船派遣するとの報道があった。
南シナ海の南沙(英語名スプラトリー)諸島内で、中国が人工島を造成した件で、米国は今後2週間以内に、中国が主張する12カイリの領海内に艦船を派遣する見通しだ。英紙フィナンシャル・タイムズ(FT)などが報道した。
 中国外務省の華春瑩報道官は8日の定例記者会見で「米側が南シナ海の現状を客観的、公正な目で見つめ、平和と安定を守るため、中国とともに誠実に建設的な役割を果たすよう望む」と述べた。
 ホワイトハウスは、機密事項の可能性もある海軍作戦についてコメントを拒否した。米国務省国防総省のコメントは、現時点で得られていない。(2015年 10月 9日 ロイター)』(http://jp.reuters.com/article/2015/10/08/us-southchina-idJPKCN0S21Z220151008
 遅いぞアメリカ!


 アメリカとしては、とりあえず習近平の米国訪問までは待って見たということなのだろう。
 しかし首脳会談してもキンペーの態度が変わらなかったので、弱腰のオバマも渋々米海軍の主張をのんで南沙への米艦船接近を認めたと・・・こんなところか?
 というのも、南沙諸島は、本来米国にとって、防衛上、死活的な地域なのである。
 南シナ海は深度が深く、潜水艦が侵入すると補足が厄介だ。
 だから、中国の戦略としては、南シナ海に米本土を狙える戦略ミサイル原潜を配置したい(http://wedge.ismedia.jp/articles/-/2713)。南シナ海を実質的に中国の海にすれば、核戦略上、中国は米国と対等になれるのである。
 アメリカとしても本音では、それを避けたいのである。
 しかし、埋め立てられた南沙諸島の島々には、既に中国の航空基地が完成しつつある(http://www.sankei.com/world/news/150915/wor1509150025-n1.html)。
 これを簡単に力で排除する訳にも行くまい。
 だから、とりあえずアメリカとしては、南シナ海を自由に哨戒できる権利を確保したい。中国は、それを阻止したいだろう。
 シリアで、ウクライナで、そして南シナ海で、世界は緊張する。




 
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