イギリスは核攻撃する


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 英国首相が他国への核攻撃の可能性に言及したという。
『イギリスのキャメロン首相が、「可能な場合には、他国に対する核攻撃を開始するだろう」と述べました。
 キャメロン首相は4日日曜、BBCのインタビューで、核兵器は「最終的な保険政策」だとし、「大国に対するイギリスの核攻撃はすべて合法的なものだ」と主張しました。
 さらに、「私と同じように、イギリスが最終的な保険政策を核の抑止力によって維持するべきだと考えるのであれば、一定の状況において、他国に対して核攻撃を行うことを受け入れるだろう」と述べました。
 さらに、「イギリスの国家安全を疑問視することは我々の抑止力を疑問視することと同一だ」と語りました。
 イギリス労働党のコービン党首は、先週、核兵器を使用することはなく、イギリスはこれ以上この種の兵器に資金を投じるべきではない」と述べていました。
 イギリス議会はまもなく、核兵器の現在の政策の見直しに関して採決を行います。(2015/10/06 ラジオイラン)』(http://japanese.irib.ir/news/latest-news/item/58669
 必要があれば核使用も辞さないと宣言。


 当たり前だ。仮定の話である。
 国家の非常事態になり、使う必要が生じたら核であれ何であれ躊躇わず使う。英野党の党首は別の考えのようだが、大多数の英国民はキャメロン首相の発言に大きな違和感を持たないだろう。
 すなわち国家の事情で核を使うしかない状況が生じたら、直ちに核を使うと普段から言っておかないと国家の安全が脅かされる。抑止力としての核の力が無くなるからだ。つまり「核を使う」と言っておくことが国家の安全を高め、他国に挑発される可能性を減らし、ひいては核やその他の武器を使わないで済むようになる。そのくらいの事は、英国民は理解している。当たり前の事だから。それ故、英国は、核を使う権利を絶対に手放さない筈だ。
 逆に言って、核が必要なギリギリの状況が仮に生じると仮定して、それでも核を絶対に使わないと明言するのは責任ある為政者の態度なのだろうか?、それで他国に侮られ、累次の挑発を受け、大きく国益を害する事になるのに。
 その悪い例がある。我が国を見よ。
 核の使用どころか、その保有すら満足に議論することが出来ない日本。


 故中川昭一氏は、かつて「核の議論はあっていい」と言っただけでマスコミから吊るしあげられた(http://shikisima.exblog.jp/3582711/)。西村真悟氏も核武装に言及しただけで大バッシングである(http://www2.cc22.ne.jp/hiro_ko/2-48kakubusou.html)。
 挙句、我が国では首相が米議会演説で「武力や威嚇は、自己の主張のため用いない」なんて国際社会に向けて降伏宣言することになる。こうした日本の態度を世界に示して、何か良い事があっただろうか?、ロシアや中国が、我が国に対し一層横暴な振る舞いをするようになっただけではないか(http://d.hatena.ne.jp/NOFNOF/20150922/1442902532)。
 こんな事では、日本は、とても一人前の国と言えない。国家としての核使用どころか、自国の最低限の利益を確保するのに必要な小型武器の使用すら口に出来ない欠陥国家なのだ。
 もう戦後70年。
 日本は、いつまでも左翼小児病的な世論を持つ国であってはならない。
 英国はフォークランド紛争が勃発した時、敢然と艦隊を派遣し、武力で島を奪還した。
 似たような状況が発生したとして、自国に核も無く、軍事をアメリカに大きく依存する今の日本人に、そうした戦いをする覚悟と能力があるのだろうか?
 島どころか(竹島)、北朝鮮に略取された自国民すら満足に救出出来ない今の日本。
 国論の一層の成熟が必要である。

 
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