この時期の脱北者は対日世論工作を目的とした意図的なものか？

　石川県輪島市沖で１３日朝、発見された国籍不明の木造船は、北朝鮮から来た子供を含む男女計９人が乗船した脱北船であることがわかった。
　しかし、この件に関して評論家の青山繁晴氏は、軍中間層が脱北を手伝い、洋上まで工作母船で送り出し、脱北させたらしいとの情報を明らかにしている。
　これは何を意味するか？軍の内部に不満分子が居るとの見方があるようだが、果たしてそうであろうか。
　北朝鮮が外交チャンネルを使って交渉再開を目論んでいるこのタイミングに脱北者というのは、何らかの作為があるとも考えられないか。
　脱北者がメディアに取り上げられることで、北朝鮮住民の窮状が印象付けられる。これにより北への同情心を対外的に喚起することが可能となる。
　一方で、日本国内では反韓デモや朝鮮学校無償化の問題で議論が紛糾している。脱北者の問題をクローズアップすれば、人権尊重や人種差別反対の意識を日本国民に持たせる効果が期待できる。
　民主党前総理による北朝鮮関係団体への政治資金供与の事実からもわかるように、民主党には北朝鮮とのパイプがあると考えられる。
　もしかすると、現政権の秘密裏の打診によって、脱北事件を北の政府に起こさせた？民主党政権の方針と北の利害が合致し、演出された事件・・・妄想を膨らませれば、そんなシナリオも否定できないのではないか。

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