TPP=徹底的にパッパラパー



 民主党輿石東幹事長は8日、テレビ東京の番組で、環太平洋パートナーシップ協定(TPP)の交渉参加問題について「11月のAPEC(アジア太平洋経済協力会議)で野田佳彦首相がきちんとした形で日本、党を代表して発信できるようにしたい」と述べ、党としてもAPECまでに結論を出したいとの考えを示したそうだ。(http://mainichi.jp/select/seiji/news/20111009k0000m010044000c.html
 京都大学助教の中野剛志氏は、TPPはトロイの木馬であり、関税自主権を失った日本は内側から滅びると警告している。

 そもそも外交交渉において、他国が積極的に提示する案に乗るということは、それ自体敗北を意味する。国内に反対論があり、ウィキリークスでも日本を嵌める為の罠だと暴露されているのに(http://tonchamon.cocolog-nifty.com/blog/2011/05/tpp-8cd2.html)、アメリカに勧められるままTPPに参加するのでは、あまりに戦略性が無い。外交とは近所付き合いではない。
 中野剛志氏は、http://www.the-journal.jp/contents/newsspiral/2011/01/tpp_5.htmlの記事の中でもTPPについて次の様に述べている。
『TPPの議論はメチャクチャです。経団連会長は「TPPに参加しないと世界の孤児になる」と言っていますが、そもそも日本は本当に鎖国しているのでしょうか。
 日本はWTO加盟国でAPECもあり、11の国や地域とFTAを結び、平均関税率は米国や欧州、もちろん韓国よりも低い部類に入ります。これでどうして世界の孤児になるのでしょうか。ではTPPに入る気がない韓国は世界の孤児なのでしょうか。
「保護されている」と言われる農産品はというと、農産品の関税率は鹿野道彦農水相の国会答弁によればEUよりも低いと言われています。計算方法は様々なので一概には言えませんが、突出して高いわけではありません。それどころか日本の食糧自給率の低さ、とりわけ穀物自給率がみじめなほど低いのは日本の農業市場がいかに開放されているかを示すものです。何をもって保護と言っているかわかりません。そんなことを言っていると、本当に「世界の孤児」扱いされます。
「TPPに入ってアジアの成長を取り込む」と言いますが、そこにアジアはほとんどありません。環太平洋というのはただの名前に過ぎません。仮に日本をTPP交渉参加国に入れてGDPのシェアを見てみると、米国が7割、日本が2割強、豪州が5%で残りの7カ国が5%です。これは実質、日米の自由貿易協定(FTA)です。
 TPPは"徹底的にパッパラパー"の略かと思えるぐらい議論がメチャクチャです。』

 外交とは、常に国益を掛けた戦いである。
 未だにTPPの議論を進めているかに見える民主党。彼らは、日本破壊の為の駒を、更に一つ進めるつもりかも知れない。



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