宣伝(プロパガンダ)は子供を狙う




 アサヒの「爽快人間」CM・・・何故か耳に残った。実は、このCMは、今の40代から50代くらいの年代の大人が、まだ子供であった頃に放送していたTV番組、「妖怪人間ベム」の主題歌の替え歌なのだ。

 つまり、この「爽快人間」CMは、40代以上の年代を狙ったターゲットCMなのだ。
 子供の頃に聞いたり親しんだりしたものは、記憶の深いところに残りやすい。
 子供や若者は真っ白なキャンバス。乾いた布が水を吸収するように、どんな情報も疑うことなく吸収する。従って長期にわたる文化侵略・文化改造は子供をターゲットにする。このことはマクドナルドの陰謀の時にも述べた。(http://d.hatena.ne.jp/NOFNOF/20110926/1317034316
 恐らく、韓流K−POPが狙うのも「子供」であろう。まず子供の脳を支配すること。そうすれば未来の大人を支配できるのだ。
妖怪人間ベム」の話には続きがあって、実写版の新番組が放送されると言う。

 こうやって、一つのコンテンツを次の世代にも引き継がせる。
 妖怪人間ベムに何かメッセージ性があるから注意せよ、とか、そういう話を述べている訳ではない。述べているのは、巧みな宣伝手法の事例紹介である。だが、こうした宣伝手法は、容易に政治的プロパガンダや文化侵略に利用可能だから注意が必要だ・・・、そう言いたいのだ。
 我々は絶えず様々な情報に曝されている。その情報がどんな意図を持ったものか、注意して見抜く必要がある。
 そして、そういった視点が育っていない子供達については、積極的に防衛する必要もあるであろう。
 例えば、反韓流のメッセージは子供達にも伝わっているだろうか?
 敵は巨大かつ巧妙なメディア戦略を駆使して侵略を進めることができる。どうすれば次の世代に、保守のメッセージを伝えられるだろうか。
 真剣に考える必要があるように思う。 



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