米産牛肉輸入規制緩和を検討、民主党の自爆外交



 民主党政府が米産牛肉の輸入規制緩和を検討しているというニュースを見た。
『BSE対策として、政府は、アメリカ産牛肉の輸入について、現在生後20か月以下の牛に限って認めている規制を緩和し、諸外国と同様に生後30か月以下まで引き上げる方向で、検討を進めていることが分かりました。
 アメリカ産牛肉の輸入を巡っては、平成15年にアメリカでBSEに感染した牛が確認されたことを受けて、政府は輸入を全面的に禁止しました。その後、平成17年に、BSEの病原体が蓄積しやすい脳や脊髄などを取り除いた、生後20か月以下の牛の肉に限って輸入を再開しました。しかし、「生後20か月以下」とする日本の基準は諸外国と比べても厳しいうえ、アメリカでは4年前からBSEは確認されておらず、世界的にも発生件数が大幅に減少していることから、政府は現在の規制を緩和することにしたものです。』(http://www3.nhk.or.jp/news/html/20111017/t10013320081000.html

 以上のニュースによると、政府が米産牛肉輸入規制緩和を検討するのは世界の情勢に合わせ、日本が自発的に行うと読み取れる。本当にそうなのか、このニュースだけでは背景が良く分からないが、仮にそうだとすれば、民主党政権に外交能力があるのか疑ってしまう。
 民主党政権は、尖閣問題の時、捕まえた中国人船長を勝手に釈放してしまった前科があるが、外交的には、相手国の譲歩を引き出さない内に、自発的に譲歩するということは基本的に有りえない。それでは、交渉に使うカードを自分から捨ててしまうことになるからだ。
 こっちが先に譲歩したんだから、さあ貴方も譲歩して・・・というのは人間関係ならあるかも知れないが、一般的な外交交渉のセオリーには無いものだ。勝手に譲歩しても、それは貴方がやりたくてしたんでしょ・・・そう言われて終わりである。
 狂牛病は謎の多い病気で、検査も容易ではない。民主党政権は、一体どういう譲歩をアメリカから引き出したから、米産牛肉輸入規制緩和をすることにしたのか?全く読みとれない!何を約束したから米産牛肉輸入規制緩和をするのか?
 現場で働く外交官の方々には申し訳ないと思うが、日本の外交感覚の無さには、本当にため息が出る思いなのだ。それとも、民主党は水面下で密かに政権を支援してくれるよう、アメリカと約束でも取り付けたのだろうか?、だとしたら、許されざる売国行為であるが・・・。


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