装甲歩兵!?サイバーダイン社、原発作業用ロボットスーツを開発



 つくば市にあるサイバーダイン社(http://www.cyberdyne.jp/)が原発作業用ロボットスーツを開発したそうです。しかし、私が着目するのは別の点です・・・これは、防衛用装甲歩兵の試作版になるのではないか!?
「重さ約40〜50キロのタングステン製の防護服」つまり装甲板も装着可能と想像される。ロボットスーツ開発者である筑波大の山海教授は、ロボットスーツの軍事利用には反対であるとの見解を聞いたことがあります。しかし日本の為には、是非とも防衛用ロボットスーツも開発して欲しいものです。
 以下が報道された記事です。
『筑波大発のベンチャー企業「サイバーダイン」(茨城県つくば市)は、放射線被曝(ひばく)を防ぐ金属製防護服を着用した人の作業負担を軽減するロボットスーツを開発し、7日、報道陣に公開した。福島第一原発など放射線量が多い現場での活用が期待される。
 同社によると、被曝量を半減させるためには重さ約40〜50キロのタングステン製の防護服が必要とされるが、移動や長時間の作業が困難だった。ロボットスーツは最大60キロの重量まで耐えられるよう金属の強度を上げ、防護服を支えるフレームをつけ、歩行など脚の動きを支援する。ロボット本体はバッテリーを含めて約15キロあるが、重さを感じずに動かすことができるという。
 原発事故を受け、国内の原発プラントメーカーが7月、医療・福祉用ロボットスーツ「HAL」を開発した同社に依頼した。同社では冷却装置が付いたタイプのロボットスーツの開発を急いでいる。社長の山海嘉之・筑波大教授は「段差のある場所など機械では難しい作業や、最前線に無人ロボットを投入する際に活用してほしい」と話している。(2011年11月8日 読売新聞)』(http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/surprise/20111108-OYT8T00512.htm?from=yoltop

 原発作業に待ち望まれていた、放射線防護が可能なロボットスーツが遂に!
 しかしながら、記事を読むと原発プラントメーカーが7月に依頼したそうで、その間、国は何やってたのか?
 本来であれば、原発事故の直後に経産省あたりが国家予算をドーンと付けて最優先で開発要請すべきであるはず。ところが、国の対応が何も無かったと知って、愕然とします。一刻も早く福島原発に送り、事故処理に活躍してくれることを願います。
 ところで、戦国時代には甲冑に身を固めた侍達が戦場で激突しました。その侍に甲冑を捨てさせたのは、歩兵銃の飛躍的な進歩でした。次第に強力になる銃弾の貫徹力に対抗する為には、より重い甲冑が必要となり、分厚い鉄でできた鎧は防具として現実的なものではなくなりました。それ故、近代歩兵は鎧を付けていないのです。

 しかし、今や、最新テクノロジーが歩兵に新たな鎧の装着を可能にしたようです。実際に、アメリカ陸軍は装甲歩兵服の開発を進めています。このまま技術が進めば、今世紀中には、間違い無く、装甲歩兵が歩兵戦闘に革新をもたらすことになると私は思います。軍事力は国家繁栄の要ですから、我が国も、世界の潮流に遅れることなく、軍事技術の先端に居てほしいと願うばかりです。
 山海教授、我が国の防衛技術向上の為に、是非ともご協力頂きたく、一日本国民として、切にお願い申し上げます!

 
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