未だ避難を続ける32万9千人

 政府は24日、震災で、今も避難を続ける方の数を発表した。
『政府の東日本大震災復興対策本部は24日、震災による避難者数を、17日時点で32万8903人と発表した。
 これまで把握できていなかった岩手、宮城、福島の3県内の仮設住宅などにいる避難者の数を今回初めて加えたため、前回まとめた2日時点の人数(7万1565人)より25万7338人も増えた。
 同本部によると、これまでは3県による避難者数の把握が進んでいなかった。同本部は「これで避難者の実態をほぼ反映した数字になった」としている。
 被災3県内にいる避難者は、それぞれ岩手4万2472人、宮城12万2229人、福島9万4343人。
 また全国の避難者について避難先を調べたところ、多い順で〈1〉仮設住宅や一般住宅や病院 31万112人〈2〉親族や知人宅など 1万7304人だった〈3〉公民館や学校などの避難所 777人〈4〉旅館やホテル 710人――だった。(2011年11月24日 読売新聞)』(http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20111124-OYT1T01041.htm
 アイスランドの人口は約32万人だという(http://www.icr.co.jp/newsletter/global_perspective/2011/Gpre201116.html)。アイスランドの人口とほぼ同数・・・・震災から8ヶ月以上経つというのに、震災避難者の方が、32万9千人も居る。
 この現実に、言葉を失う。家に戻れず避難して暮らす人々、いわば日本国内に、大量難民が発生したままなのだ。政府はこの現実を重く受け止めるべきだし、我々もまた、同じ日本人として、避難されている方々と同じ目線で共に考える必要がある。
 考えてみよう。避難先で、仕事はあるだろうか?、生活に必要な物は足りているか?、お金は大丈夫か?、コミュニティは維持されているか?
 多くが足りないはずだ。そもそも政府の復興対策は十分か?
 消費税増税、TPP参加推進、行政刷新会議による事業仕分・・・それが、この時期、政府が取り組むべき、最優先事項なのだろうか?、おかしくは無いか?、TPP参加推進を云々する前に、まず福島へ行って、農地を開墾する方が先のはずだ!
 福島の原発周辺地域は、放置していて良いのか?、まさか無人地帯のまま、何十年も放置するつもりなのだろうか?、そこに将来ビジョンは、何か示されたか?
 この非常事態に、政府は、あまりにも被災者無視の、呑気な・・・いや、適当な態度を取っているのでは無いのか?・・・そう思えてならないのだが。


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(リンク)
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http://nihonnococoro.at.webry.info/201111/article_13.html
http://ochimusya.at.webry.info/201111/article_19.html