白血病急増の事実は無い

 日本医師会は、ツイッターなどで広められている「原発事故で白血病急増」のデマ情報を否定した。
『「白血病患者の急増を日本医師会が発表する」との書き込みが、インターネット上の掲示板やツイッターなどで広まっている。東京電力福島第一原発事故による影響を示唆する内容になっている。日本医師会は「そのような事実はない」として、公式ウェブサイトで全面的に否定した。
 医師会によると、この書き込みはほぼ同じ文面で、11月ごろから一気に広まったという。「4〜10月に白血病と診断された患者数が昨年の約7倍」で、「原中勝征会長が原因が判明次第発表する」と続いている。患者の6割以上が急性白血病とも書かれていた。
 医師会に問い合わせが数十件相次いだため、同会は書き込みを否定する文書をウェブサイトに11月29日付で載せた。文書では「そのようなデータを確認できず、信憑性(しんぴょうせい)を疑わざるを得ない」と強く否定した。
 医師会の事務局は「誤った情報や無用な不安が広がるのを避けるためにコメントした」と説明している。
 放射線医学総合研究所放射線防護研究センターの吉永信治さんは「原発事故による正確な被曝(ひばく)線量は不明だが、一般の人の白血病が7倍に増えるほど高い線量とはとても考えられない」と話している。(asahi.com 2011年12月2日)』(http://www.asahi.com/national/update/1202/TKY201112020476.html
 朝日の記者が広めてそうなデマを、朝日が否定しているのが興味深い。さすがに、医師会を敵にはできないということか。
 それにしても悪質なデマである。今、福島や首都圏で観測されている年間1〜数ミリシーベルト程度の放射線量では、健康被害は発生しない。
 にも拘らず、こうした不安を煽るデマが流されるのは、やはり反原発工作だろうか?
 ただ、注意が必要なのは、それでも白血病になる方は居るということだ。白血病は、放射線の影響が無くても発症する病気だからだ。
 それ故、不幸にして白血病を発症した場合、人によっては原発事故と結び付けて考えてしまうかもしれない。
 けれども白血病が増えているという事実が無い以上、今、白血病で苦しまれている方の発病の原因も、やはり原発事故が原因とは言えないだろう。
(医学の進歩により、白血病も完治しない病気では無くなっています。もしも今、病気で苦しまれている方々がおられましたら、一刻も早い快復をお祈り申し上げます。)
 
 
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