太平洋戦争を讃えよ!

 太平洋戦争とは、戦後の言葉である。保守であれば、大戦中の呼称である大東亜戦争を使用するかも知れない。だから、太平洋戦争という言葉の中には、既にどことなく自虐史観、戦争を絶対悪として忌避する戦後の左翼的思潮が含まれている。それ故に、今日、12月8日の開戦記念日に、あえて太平洋戦争という呼称を用い、そして、あの戦争を讃えたいと思う。そうすることで、太平洋戦争と言う言葉に含まれた自虐と悪意を、できるだけ打ち消したいと願う。
 太平洋戦争に至る歴史の中で、我が国では盛んに戦争を賛美する言説がなされていた。何故、そこまでして日本人は戦争を賛美する必要があったか?
 それは、戦前の人は皆、出来れば戦争などしたくないと、心底、良くわかっていたからだと思う。日本と言う小国を世界に冠たる国家にする為、共同体の一員たる国民は、それでも戦争を避ける訳にはいかなかった。嫌でもやらなければ、国が苦しくなり、共同体の危機となる。だから、国民全員で皆を奮い立たせる必要があった。だから出征を祝い、兵士を祝福した。それもこれも、皆が嫌がる事を、気持ち良くやってもらう為の知恵だ。
 兵隊さん、頑張って!!
 今の世の中も同じだ。例えば、若い社員をアジアのどこかへ赴任させねばならない様な時、壮行会を行うだろう。マスコミでも、アジアで働こう・・・などと盛んに盛り上げ、トレンドを作り出そうとしているかに見える。それもこれも、誰も本心ではアジアのどこかへ出て行って働きたいなどと思っていないからだ。でも、ビジネス上の理由から、仕方なしに送り出さねばならない。嫌でも、喜んで行ってもらわねば、会社が困る(このように日本人がアジアへ働きに出なければならない状態になったのは、思うに戦後日本が戦いを避け、その結果、国際的地位を落とし、日本の国力を低下させたからだ・・・逆説的だが、日本が冷戦後、バブルの余韻を持って軍事大国を目指し、超大国としてアジアに君臨していたら、恐らく今の様な日本の窮乏は無かった・・・それは軍事大国であるロシアや中国が勃興してきたことからも、ifとして充分に推測できる事であろう)。
 ・・・戦争は、嫌だと思っていても、回避できるものではない。
 以下は昨日のニュース。
『■フーバーの資料
 1941(昭和16)年12月8日、日本軍がハワイ真珠湾の米艦隊を攻撃、大東亜戦争(太平洋戦争)に突入してから12月8日で70年。ハーバート・フーバー第31代米大統領(1874〜1964年)が、開戦時の大統領だったフランクリン・ルーズベルト(第32代、1882〜1945年)について、「対独参戦の口実として、日本を対米戦争に追い込む陰謀を図った[狂気の男]」と批判していたことが分かった。
 歴史家でフーバーの研究家、ジョージ・ナッシュ氏が非公開だった大統領の資料を元に最近出版した「FREEDOM BETRAYED(裏切られた自由)」で明らかにした。
 真珠湾攻撃に関しては、日米の歴史家や作家の間で、ルーズベルトが対独戦に参戦する口実を作るため、ドイツと同盟国だった日本を対米戦に引きずり込もうとした−という“陰謀説”が浮かんでは消えてきたが、米大統領経験者が、“陰謀説”に同調していたことが示唆されるのは初めて。
 ■マッカーサーも賛同
 ナッシュ氏の著書によると、フーバーは第33代大統領のハリー・トルーマンの指示で日本などを視察。46年に来日し、東京で連合国軍総司令部(GHQ)のダグラス・マッカーサー元帥と会談した。会談でフーバーはマッカーサーに対し、日本との戦争は「対独戦に参戦する口実を欲しがっていた“狂気の男”の願望だった」と指摘。その上で、在米日本資産の凍結など41年7月の経済制裁は「対独戦に参戦するため、日本を破滅的な戦争に引きずり込もうとしたものだ」と語ったという。
 マッカーサーも「ルーズベルトは41年夏に日本側が模索した近衛文麿首相との日米首脳会談を行い、戦争回避の努力をすべきだった」と批判していた。
 また、著書ではフーバーがマッカーサーとの会談で米国から日本への食糧供給がなければ、ナチス強制収容所並みかそれ以下になるだろう−と食糧支援の必要性を説いていたことも詳細につづられており、フーバーの対日関与の功績に光を当てるものにもなっている。
 フーバーは29年の世界恐慌で有効な対策を取れず、32年の大統領選でルーズベルトに大敗した。(SANKEI EXPRESS)』(http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/world/america/537557/
 真珠湾攻撃陰謀説は別に目新しくは無いが、以上は、真珠湾攻撃陰謀説を裏付ける有力な情報の一つだろう。このニュースから理解できる事、それは、謀略渦巻く国際外交の世界では、こちらが平和を求めても、戦争で答える連中が実在すると言う事だ。
 だとすれば、いざとなれば、嫌でも戦わなければならない状況は、今後の日本にも生じ得るし、その時には、戦うべき立場の人たちに、最高の力で戦って貰わねばならないだろう。では、その時に、兵隊さん(自衛隊の皆さん)に全力で戦って貰う為に、今からどうすれば良いだろうか?
 答えは、・・・そう。・・・戦争を讃えることだ!
 まずは、国民が、積極的に兵士達に共闘の姿勢を見せ、いざとなれば戦えるような意志を、社会の中で滋養せねばならない。その為には、まず過去の戦いを讃える事が必要だ。過去の闘いで命を落とされた方に深く感謝し、戦争の意義が大なる事を伝える。
 つまり、我々が今から明日の日本を守るため本気で始めなければならないのは、太平洋戦争を賛美することなのだ!
 福島原発事故の時、全世界は原発事故に挑む「フクシマ50」を讃えた。世界は、誰もがやりたくない事を率先して行う事の困難を知っている。だからこそ、英雄を讃える。だからこそ戦争の英雄を讃え、戦争を賛美する。戦争が苦く、苦しく、だが挑み克服せねばならぬ困難だと、皆が知り抜いているが故に。
 何より真実として、たとえ太平洋戦争が謀略により惹起された戦いであったとしても、あの戦争は恐ろしい犠牲をものともせず、日本人が全力でアジア解放の為に戦い、白人支配を打ち破った偉大な戦争、大和民族の誇りである。
 だからこそ我々は、太平洋戦争を讃えない訳にはいかないのだ!、あの、悲しくも誇らしい大戦争を!!!


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(リンク)
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http://ochimusya.at.webry.info/201112/article_5.html
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