桜島で人工地震



 京都大学気象庁が、人工地震を用いて桜島のマグマの状態を調査している。
『ことしに入ってから爆発的な噴火が900回を超えた鹿児島市桜島で、ダイナマイトを爆発させて人工的な地震を起こし、マグマの状態を探る調査が行われました。
 この調査は、桜島の地下の構造を調べて大規模な噴火の予知に生かそうと、京都大学気象庁などの研究グループが3年前から行っていて、15日は午前0時すぎから桜島の14か所でダイナマイトを爆発させました。北部にある高免町では、地下10メートルに埋められたダイナマイトが爆発すると、大きな音と共に地面が揺れました。爆発で起きた「地震波」は、マグマにぶつかると方向や速度が変わるため、マグマがどこまで上昇しているかなどが分かるということです。今回の調査では、およそ250台の地震計が臨時に設置され、研究グループは、得られたデータを過去のデータと比較しながらマグマの状態を分析することにしています。桜島は、ことしに入ってから爆発的な噴火が900回を超え、気象台が観測を初めて以来最も多くなっていて、調査を行った京都大学火山活動研究センターの井口正人准教授は「噴火の前兆現象などを少しでも早くつかめるよう分析を進めたい」と話しています。(12月15日 NHKニュース)』(http://www3.nhk.or.jp/news/html/20111215/t10014657491000.html

 特に、どうと言うことは無いニュースなのだけれども、人工地震について述べたくて、取り上げてみた。
 桜島で行っている人工地震実験は、極めて小規模(地震の規模として)なものである。この様な人工地震を用いる研究分野は、制御震源地震学という学問分野で扱われている。私が以前、勤務した会社の中に、工事用の発破を扱う部門があって、そこでは、人工地震による地質探査のため、発破技師が海外派遣されたりしていた。小規模な地震は、産業用爆薬で充分に引き起こせるのだ。
 2008年3月7日、台湾の新竹県では、台湾中央大学が行った750Kgのダイナマイト震源による人工地震によって、周辺地域でマグニチュード3レベルの揺れが引き起こされ、住民が激怒したという事件が伝えられている(http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=16602)。
 そこでだ、話は飛ぶのだけれども、もし核爆弾が人工地震震源として使用された場合、どれくらいの規模の地震がおこせるだろうか?

 上に紹介したのは、カニキン実験という、アラスカ州沖合にあるアムチトカ島でW71核爆弾(5メガトン)を用いて行われた、地下核実験の動画である。この実験では、マグニチュード7程度の地震が観測されたと言う。
 1960〜1970年代頃、平和的核爆発の研究が世界で盛んに行われた。それは、核爆発を大規模土木工事に利用する構想であった(http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B9%B3%E5%92%8C%E7%9A%84%E6%A0%B8%E7%88%86%E7%99%BA)。
 この当時、核爆発により、どのように地層を崩壊させるか、地形変更のノウハウが蓄積された事と思う。当時のデータを使えば、予備的な小爆発により地層に亀裂を生じさせ、それに続く核爆発によって、地層(例えば海底地層)の大規模連続崩壊を発生させることが、技術的に可能のはずだ。
 現代であれば、データをスーパーコンピューターで処理し、どこでどのような核爆発を起こせば、最も効果的に地形崩壊を引き起こせるか、シミュレートできるだろう。そして、こうした技術は、恐らく秘密兵器として利用可能なはずだ(地震兵器としては、HAARPと呼ばれるアラスカの装置が有名だが、あれは恐らく、本当の地震兵器を隠すための欺瞞であろう)。
 以下は、2011年7月12日の国会中継衆議院東日本大震災復興特別委員会」での、地震兵器に関するやり取り。




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