ホルムズ海峡の危機

 前に本ブログでも紹介したが(http://d.hatena.ne.jp/NOFNOF/20111206/1323183700)、イランとアメリカの対立が深まっている。
『米国防総省のリトル報道官は28日、イランが原油輸送の大動脈であるホルムズ海峡を封鎖するようなことがあれば米国は「容認しない」と記者団に述べ、原油輸出に制裁が科された場合に同海峡を封鎖するとしたイランに強く警告した。
 リトル報道官は、同海峡は「湾岸諸国の経済的な生命線」だとした上で「緊張を高めるような事は、いかなる動きも助けにならない」と指摘。「船舶航行の妨害」は認めないと強調した。
 ペルシャ湾アラビア海を結ぶホルムズ海峡は世界の海上輸送原油の4割が通過する要衝。(2011年12月29日 佐賀新聞)』(http://www.saga-s.co.jp/news/global/corenews.0.2109759.article.html
 何故、イランとアメリカは対立しているか・・・イランの核開発を巡ってである。勿論、中東の石油も絡んでいる。そしてイスラエル

 ホルムズ海峡の危機、日本の使う石油の大半は、そこを通って来る。日本に来るタンカーの全体の8割、年間3400隻がこの海峡を通過するのだ(http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9B%E3%83%AB%E3%83%A0%E3%82%BA%E6%B5%B7%E5%B3%A1)。
 それから日本の石油1割は、その問題のイランからも購入している。
 一方、日本では、原発が充分に稼働できず、火力発電所をフル稼働させている状況だ。
 だから、このニュースは、日本の生存に物凄く関係があるのだ。サウジアラビアは、海峡が封鎖されても、他の地域での石油増産で対処するから問題ないとしているようだが、本当か?、石油の権益、利害関係は複雑だ。最悪の場合、日本に石油が届かなくなり、オイル・ショックが再来するだろう。
 日本に、シーレーン危機が迫っている!
 この状況を真剣に受け止めるならば、日本政府は国際社会に確固とした意志を示す為、本来であれば、海峡周辺に海上自衛隊イージス艦や掃海艇などを展開しても良いはずだ。
 けれども、動きが無い・・・全く動きが無い。アメリカが何とかしてくれる・・・そう考えているのか?
 本当に、日本はそれで良いのか?
 国益を、守れるのだろうか?


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(リンク)
http://deliciousicecoffee.blog28.fc2.com/blog-entry-4501.html 
http://ochimusya.at.webry.info/201112/article_15.html