北漂流船、工作船の疑い?、何故スピード決着させた!


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 島根県沖で6日に発見された北朝鮮の漂流船。海上保安庁に保護されたが、漂流者が帰国を希望したため、北朝鮮側に引き渡された。わずか3日のスピード決着であった。ところが、この事件、漁船の漂流と言われていたが不審な点が多いのである。
島根県隠岐島沖で発見された北朝鮮の漂流船問題で偽装脱北者などの見方も浮上したが、工作員の疑いを指摘する声も根強い。漁船というのにGPSを積み、「エンジンが壊れているのに操船の腕はプロだった」(地元漁師)と驚く。専門家は「どうみても漁師ではない。徹底的に調べるべきだった」と、早々に北へ引き渡した政府の対応を疑問視している。
 不審船に乗っていた3人は9日午前、巡視船からヘリで米子空港に移送された。同日午後、海保機で福岡空港に向かい、民間機で中国・大連に飛んで北朝鮮側に引き渡された。わずか3日のスピード決着に、北朝鮮問題に詳しい山梨学院大経営情報学部の宮塚利雄教授は「30年以上、北朝鮮のさまざまな漁船を見てきたが、GPS装置を積んでいる例はなかった。徹底的に調べるべきだった」と語る。
 宮塚教授は「漁師は魚という食料を得ることができる富裕層で軍の支配下にもある。脱北をさせないためにせいぜい燃料は15リットル程度しか持たせない」。だが、今回は燃料のポリタンク2個が発見され、少なくとも40リットル近くの燃料を積載していた。「荒れた日本海を単独で渡ったという彼らの主張も疑問だ。母船の存在も考えられる。どうみても漁師ではない」と指摘する。
 同様に「どうみても漁師ではない」という声が、不審船が発見された隠岐の島町の漁師たちからも上がっている。不審船は6日午前10時半ごろ同島の西側、那久岬の約1キロ沖に、いかりを下ろして停泊していた。第1発見者とほぼ同時に不審船を見つけ、5時間近く騒動を見ていた岬近くの漁師(74)は「水深の浅い場所をねらって、いかりを下ろし、風と波の向きを計算して船が転覆しないよう操舵していた。あの腕はプロだね」と語る。
 「3人の顔も見え隠れしていたが、延々と交渉をしていたな」と証言。3人の主張によると、20日以上も漂流していたが、救助を拒み、半日以上も海保が説得した結果、ようやく巡視船に移った。この行動からも生存した3人は比較的体力が残っていたようだ。海保の調べでは船内の食糧は尽きていたが、自炊用の鍋やキムチを入れていたとみられるタッパーが複数発見されている。
 別の地元ベテラン漁師は「あのサイズでは1人乗るのがやっとだが、4人も乗っていた。実に不可解」(同)とした上で、「クリスマスから正月にかけて北西の強い季節風が吹いていた。朝鮮半島から隠岐までは、潮流よりも風の影響が大きい。寒波の季節風に押されるのを読んで航行してきたのではないか」と難破船とは違うとみる。
 民間の研究者は「金正恩体制に切り替わり、米国へ食料援助を求めるなど、外交が活発になってきている。不審船は、外交交渉がこう着している日本に、刺激もしくは交渉のシグナルを送るために、金総書記の死後、送り出されたものではないか」と指摘している。(2012.01.10 zakzak)』(http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20120110/plt1201101544004-n1.htm
 何と、乗っていたのは、漁師では無く、工作員の可能性があったと言うのである。その前に流れていたニュースでは、漁師では無く脱北者ではないかという情報で(http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/news/20120107/dms1201071454010-n1.htm)、特に気にしていなかった。だが、工作員の疑いがあるのに、ろくに調べもせず帰国させたとすれば問題ではないか!
 不審な木造漂流船事件は、昨年の9月にも発生している(http://d.hatena.ne.jp/NOFNOF/20110914/1316015569)。本来であれば、北朝鮮関係の事件に関しては、予断を持つ事無く、あらゆる角度から徹底的に分析して取り組む必要がある。ところが、日本側の対応は、どうも、こうした問題を事無かれで終わらそうとする傾向が強く見られる。
 日本政府・政治家の高いレベルに、北朝鮮と利害を共有する勢力・組織が確実に存在する。前首相が北の関連する団体に献金をしていたのは有名な話だ。この国の内部にある腐った部分を切除しない限り、我が国の平和と安全は守れない。
 


(リンク)
http://deliciousicecoffee.blog28.fc2.com/blog-entry-4513.html
http://whisper-voice.tracisum.com/?eid=155
http://nihonnococoro.at.webry.info/201201/article_9.html