チェルノブイリより１桁小さい土壌汚染
『文部科学省は13日、東京電力福島第1原発事故で放出された放射性物質の分布などの調査結果をまとめた報告書を公表した。報告書は、1986年のチェルノブイリ原発事故による土壌汚染の範囲と比較し、「影響範囲は、チェルノブイリ事故に比べ1桁程度小さい水準」と指摘。調査結果は、今後の除染活動などにも生かす。
文科省は昨年6〜7月、原発から100キロ圏内を中心に2200カ所の土壌を採取。セシウムやヨウ素などのほかプルトニウムやストロンチウムなどの分布状況を調査した。航空機による広域モニタリングの結果とも合わせ、マップ化して順次公表してきた。
報告書は、チェルノブイリ事故から3年8カ月後の土壌汚染マップと今回のマップを比較。チェルノブイリでは、セシウム137が1平方メートル当たり1480キロベクレルを超えた地域が、原発から250キロ離れた地点にも広がっているのに対し、福島では34カ所で、最も遠い場所で浪江町内の32．5キロ離れた地点だった。（時事通信 3月13日）』（http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120313-00000063-jij-soci）
良く調べてみれば、チェルノブイリより１桁小さい汚染・・・昨年、福島の汚染はチェルノブイリより数倍大きいとか騒がれていたような気がしたが、どうやらそうでも無いらしい。政府は、原発周辺を何時までそのままにしておくつもりなのだろう？
低線量の放射線、特に年間１００ミリシーベルト以下では、有意な健康被害が見られないことが科学的に分かっている（http://deliciousicecoffee.blog28.fc2.com/blog-entry-4421.html）。政府は考えを改め、原発周辺地域への立ち入り制限を大胆に解除すべきではないか。
今、原発避難者の一部は、失業手当と賠償金で働くのがバカらしくなり、パチンコ屋へ通っているそうだ（http://www.news-postseven.com/archives/20120313_94134.html）。実に嘆かわしい。
いつまでもこんな状態を続けるべきではない。政府は原発周辺立入禁止区域を見直し、希望者は故郷に戻らせ、一刻も早く原発周辺地域の生活再建、経済再建を支援すべきと思う。
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