財宝探しの日本人、フィリピンで殺害される


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『フィリピンにある日本の在セブ出張駐在官事務所は9日、中部セブ州サンレミジオで日本人男性が5日未明に射殺されたことを明らかにした。地元メディアによると、この男性はホンダ・マコトさん(57)で、2人組により自宅で殺害された。
 警察は2人組のうちホンダさんの元使用人の男を殺人容疑で逮捕した。残る1人は逃走中だという。ホンダさんのバッグが奪われたことから、警察は強盗目的と怨恨(えんこん)の両面で捜査している。ホンダさんは約3年前からサンレミジオに住み、財宝探しをしていたと伝えられている。(時事通信 4月9日)』(http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120409-00000050-jij-int http://www.47news.jp/CN/201204/CN2012040901001738.html

 財宝探し・・・フィリピンで財宝探しと言えば、恐らく「山下財宝」の事であろう。フィリピンで語り継がれている伝説によれば、東南アジアから日本軍が略奪して埋めた大量の金塊が、フィリピンのどこかに隠されているという。
 山下財宝については、日本のテレビ番組でも取り上げられ、放送されることがあるので、知っておられる方も多いと思う。しかし日本軍が東南アジアから金塊を略奪したかのように伝えられる話は、実は全くの創作のようだ。
 実際には、山下財宝とは、略奪した金塊などではなく、日本軍がフィリピンの華僑系財閥から物資調達の協力を得るために、日本から空輸したマル福と通称される二万五千枚の金貨の事らしい。もし日本軍が略奪をしているなら、わざわざ日本から金貨を運ぶ必要など無いわけだから、事実が逆に伝えられているのだ。
 現在市場に出てくるマル福金貨には偽造のものが多いと言う。伝説は拡大され、おそらくは大半がホラ話に過ぎないものである(http://houzankai.cocolog-nifty.com/blog/2010/05/post-520c.html)。
 神風特別攻撃隊が最初に飛び立った地、フィリピン(http://www.youtube.com/watch?v=HknYSn-sGtU)。激しい地上戦も行われ、犠牲となった英霊達の多くが還れずに眠るフィリピンの地で、間違っても山下財宝で一攫千金などと、ゆめゆめ考えないのが身のためだろう。



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