中露同盟による対日圧力形成

『中国国営新華社通信によると、中国とロシア両国の海軍による合同軍事演習が22日、山東省青島沖の黄海で始まった。演習は27日まで。両国が合同演習を始めた2005年以降、最大規模とされる演習には、中露の軍事的接近を印象づけて、アジア太平洋地域優先の戦略を打ち出した米国を牽制(けんせい)する狙いがうかがえる。
 「海上連携2012」と名付けられた今回の演習には、中国側からはミサイル駆逐艦ハルビン」や護衛艦など水上艦艇16隻と潜水艦艇2隻、ロシア側からはミサイル巡洋艦など7隻が参加。中国側の参加人員は約4千人で、双方の特殊部隊も参加するという。
 演習では、防空、海上補給、対潜水艦の合同作戦や捜索救難活動に加え、対テロや船舶護衛の訓練も実施する。中国人民解放軍の陳炳徳総参謀長は「世界と地域の平和と安定を守る両国の決意を示すものだ」と主張。国防省の銭利華少将も「第三国を想定したものではなく、他国の脅威にはならない」と語っている。
 しかし、黄海では米軍が毎年、朝鮮半島有事に備え、韓国軍と合同演習を行っている。陳総参謀長が海軍増強の理由に挙げる「地域の新たな脅威や挑戦」は、アジア太平洋での存在感や任務を拡大する米国を指しているとみられる。
 今回の演習では、友好国レベルでは通常公開しないミサイル誘導レーダーやソナーなども使用される予定で、中国メディアは「友好国同士の演習というよりも、軍事同盟国の演習の傾向がある」と指摘。中国にとっては、大量輸入をやめているロシアの武器の現状を確認する機会ともなる。
 ロシアは、米国が欧州で配備を進めるミサイル防衛(MD)システムを安保上の重大脅威とみている。米国はそのMDシステムを、中国が進める接近阻止・領域拒否戦略への対抗手段の一つとして導入する姿勢を示している。国内の民族問題や日本との領土問題への米国の介入阻止という点でも利害は一致。これらの要因が、技術盗用や武器市場の奪い合いで蜜月とはいえない中露が、対米結束に傾く背景にありそうだ。(2012.4.22 msn産経ニュース)』(http://sankei.jp.msn.com/world/news/120422/chn12042219100004-n1.htm
 中露合同演習は、中露の緊密な関係を演出するものだ。極東に於いて米国の影響力を牽制する意図を持つ。米国を牽制して、では、中露の攻撃の矛先はどこへ向くか?
 それは間違い無く我が日本国である。中国とは尖閣、ロシアとは北方領土、日本は中露の間に懸案事項を持つ。その点に於いて、中露は共通の利害を持つ。
 中露の協力により極東における米国の影響力が弱まれば、核無し、憲法九条で縛られた日本は、彼らにすれば、塀も無くドアに鍵も無い能天気な金持ちの邸宅のようなものだ。見た所、ガードマンも番犬も居ない。それでは泥棒に入ってみようか・・・。そんな気持ちにさせてしまう。
 日本が今からやることは、独自の核武装。そして軍の再建と強化。
 彼らはこちらが仕掛けなくても、やる時はやる。そういう無法者相手に、日本国がいつまでも無警戒で居てはだめだ。



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