北は空振り、南は破綻
北朝鮮が宣言していた「革命武力の特別行動」は、一体どうなったのか（http://d.hatena.ne.jp/NOFNOF/20120424/1335272262）。北の特別行動予告との関連性は明らかでないが、先日から北朝鮮によるＧＰＳ妨害のニュースが流れている。
『北朝鮮からの妨害電波により、先月２８日から韓国旅客機などの衛星利用測位システム（ＧＰＳ）に障害が出ている問題で、韓国政府は北朝鮮側に対し、妨害電波の発信の中止と再発防止を要請する方針を固めた。
国土海洋部によると、これまで多くの航空機や船舶でＧＰＳ障害が確認されたが、いずれも主装置の慣性航法装置や超短波全方向式無線標識（ＶＯＲ）などを利用し、正常運航を続けている。
政府は、放送通信委員長名義で北朝鮮に抗議の書簡を送るとともに、国際電気通信連合（ＩＴＵ）や国際民間航空機関（ＩＣＡＯ）などでの問題提起も検討する。（聯合ニュース 2012/05/09）』（http://japanese.yonhapnews.co.kr/headline/2012/05/09/0200000000AJP20120509002900882.HTML）
ＧＰＳ妨害が「革命武力の特別行動」なのか？、だとしたら、とんだ空振りだ。だが、これは北朝鮮の予告とは対照が異なるから、予告した行動ではないとする分析もある（http://japanese.yonhapnews.co.kr/headline/2012/05/07/0200000000AJP20120507003200882.HTML）。もしハッタリだけで何もしないとすれば、北朝鮮の威信も地に落ちるだろうな。
その一方で、日本のテレビメディアなどでは何故か全く伝えられていないが（隠蔽か？）、韓国で４つの大手貯蓄銀行が破綻したとの情報がある（http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2012/05/07/2012050700553.html）。また、銀行の破綻とは別のニュースだが、韓国の大統領側近が汚職により逮捕されたとのニュースもある。
『韓国検察当局は７日、あっせん収賄容疑で、李明博大統領側近の朴永俊・前知識経済省次官（５１）を逮捕した。聯合ニュースが報じた。
朴前次官は、２００６〜０７年の間、ソウル市内の流通団地の整備の許認可をめぐり、事業者側から請託を受け、約１億ウォン（約７００万円）を受け取った疑いが持たれている。（時事ドットコム 2012/05/08）』（http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2012050800013）。
韓国で流されている、これら銀行破綻や汚職暴露のニュースの方が、北朝鮮が「攻撃するぞ」と予告していた対象に近いのだが・・・まさか韓国の金融当局や検察の中に、北朝鮮のスペシャル・エージェントが居て、韓国を攻撃している！？、・・・だったら凄いが・・・そんな事は、無いよなァ〜。
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