辞任？、生活保護不正受給問題ごまかすな！

　河本準一が、岡山市の観光大使を辞任したというが・・・。
『母親の生活保護受給を認め謝罪した「次長課長」の河本準一が岡山県津山市から任命されている同市観光大使の辞任を申し出たことが２９日、所属事務所への取材で分かった。市は対応を協議しており、３０日にも辞任を発表する見通し。
　所属事務所のよしもとクリエイティブ・エージェンシーによると、同社担当者が２９日、津山市を訪れ、問題の経緯などを説明。不正受給でなく、道義的問題とした上で「地元にこれ以上迷惑をかけたくない」と大使辞任を申し出た。
　市によると、河本は市内の小学校に３年から６年まで通っていた。同市でロケを行った映画「ホルモン女」にも出演したことから、昨年７月、観光大使に任命された。任期は来年７月までだった。
　河本は２９日夜、レギュラーとして生出演しているバラエティー番組「火曜サプライズ」（日本テレビ系）の冒頭で「私事ではございますが、皆さまを大変お騒がせして申し訳ありませんでした。これからも頑張っていきます」と神妙な表情で謝罪した。（中日スポーツ　2012年5月30日）』（http://www.chunichi.co.jp/chuspo/article/entertainment/news/CK2012053002000155.html）
　結局、まだ河本のテレビ出演は続いているし、生出演時にガッツポーズをしたなどという情報もある。その一方、観光大使の辞任？、どうもチグハグな動きだ。
　岡山市の観光大使を辞任するのは当然として、その前にテレビ出演を辞退すべきだろう。河本準一の疑惑は何も解明されていない。仮に本人が犯罪性があると認識していない（私は犯罪だと思うが）にしても、それを疑わせる事実があったのは確かなのだ。
　そして、その疑いは謝罪会見で果たされたのか・・・と言えば、全く果たされていない。収入は幾らあったか。扶養する親族の生活実態。生活保護申請時に、公文書は虚偽無く記載されたのか。扶養対象者が何人も居て、海外にも送金が必要だというが、それらの正確な実態は？、河本自身、沢山扶養していて、余裕が無いというような生活をしていた事実は全く無いように見えるのだが。そして、返金すると言っているが、幾ら返すのか？、疑惑に対し事実関係が何も説明されていない。
　説明責任が果たされていない以上、河本準一は現時点で完全にグレーな人間ではないのか？
　河本が朝鮮出身者だという未確定な情報もある（http://blog.livedoor.jp/gairojyu_tree/archives/7545724.html）。ネット情報によれば、村山政権時代、日本の市町村役所に「外国人(在日朝鮮人)職員採用」として、一定枠以上を毎年必ず採用させる「在日職員採用枠」を制度化して以来、生活保護の窓口や福祉窓口等に在日職員が多くなり、在日朝鮮人に対しては優先的に生活保護が受給される実態もあるというが、今回問題となった、異例な受給とも言える河本の親族のケースではどうだったのか？
　李下に冠を正さず（他人の嫌疑を受けやすい行為は避けるようにせよとの意）という言葉がある。
　河本準一には疑惑がある。それがハッキリと説明されない以上、説明責任あるいは社会的責任を果たすまで追求を受けるのは当然だ。適当な謝罪会見でうやむやにするのは、完全に筋違いである。

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