日本は核武装すべき



 ミャンマーが、昨年3月まで核開発をしていた事を認めたという。
ミャンマーのフラ・ミン国防相は2日、アジア安全保障会議で演説し、タン・シュエ前政権下で、核開発を試みていたと初めて認めた。ただ、開発は平和利用のためで核兵器ではなく、昨年3月にテイン・セイン政権が発足後、開発を停止したとしている。
 国防相は、開発は「学術的研究で核兵器のためではなかった。現実の制約から進展せず断念した」と明らかにした。開発は停止したため、国際原子力機関IAEA)に「見せるものは何もない」とも述べた。
「現実の制約」とは技術、資金両面での障害を指すとみられる。また、変革を進めるうえで、孤立する北朝鮮との協力は得策ではない、と判断したようだ。
 ミャンマーは1980年代初めから、スカッドミサイルと核の取得を狙い北朝鮮に接近し、米国などが核開発疑惑を追及してきた。テイン・セイン大統領は最近、北朝鮮から武器を輸入していた事実を認めたが、核開発は否定してきた。
 ある専門家は「ミャンマーが、電力エネルギー源としての核を希求していたのは間違いない。核兵器保有の意図があった疑いもなお、拭えない」と話す。(産経新聞 6月2日)』(http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120602-00000552-san-int
 ミャンマーは平和目的の開発をしていたと主張しているが、そうであれば国際社会と原子力発電所の導入について交渉すれば良いわけで、秘密裏に開発となれば兵器目的に決まっている。
 もう一つ核を巡る話で、2010年に発生したイランに対するサイバー攻撃に、米国が深く関与していたとする記事がニューヨーク・タイムスに掲載されたそうだ。
『1日付の米紙ニューヨーク・タイムズは、オバマ大統領がブッシュ前政権からイランのウラン濃縮施設に対するサイバー攻撃計画を継承し、2010年夏に攻撃の一端が明るみに出た後も、極秘に作戦続行を命じていたと報じた。
 イランでは10年、ナタンツのウラン濃縮施設のシステムがコンピューターウイルスに感染し、遠心分離機の一部が破損した。ウイルスは「スタクスネット」と名付けられ、米国とイスラエルが仕掛けたサイバー攻撃とみられていたが、米政府はこれを認めていない。
 同紙によると、イランの核施設に対するサイバー攻撃計画はブッシュ前政権時代の06年に「オリンピック・ゲーム」の暗号名で開始。イスラエルとの協力で、コンピューターに侵入し、遠心分離機の回転速度を操って分離機を破損させるサイバー兵器を開発した。
 オバマ大統領は計画を引き継いだが、10年夏、プログラム上のエラーからウイルスがナタンツの核施設外に流出。その存在が明らかになったため危機管理室で対応を協議、攻撃計画の続行を決めた。(時事通信 6月2日)』(http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120602-00000025-jij-int
 この件に関しては以前からイスラエルと米国による謀略との観測が囁かれていたが、より具体的な詳細が明らかになったようだ。
 ミャンマーが核開発の停止を発表したのは、米国の追及を受けての事だ。そしてイランの核開発も米国が停止させようとしている。その一方で、米国はオバマ核廃絶演説があっても、現時点で自国の核を手放す姿勢は全く見えない。つまり、米国が実現したいのは、核の全廃ではなく、核覇権の維持、核による絶対的優位の維持である。
 それを知っているから、ミャンマーは少なくとも昨年3月まで核開発を進めていたし、イランは核開発を停止しない。パキスタンは核保有国になったし、北朝鮮も核保有国だと主張している。核保有国は増えているし、イスラエルのように、公表せずに核を持っている国も増えているのではないか?
 我が国の周辺を見渡せば、ロシアと中国は巨大な核保有国であり、北朝鮮も核保有国である。韓国は核保有していないと見られているが、日本を攻撃可能な長距離弾道弾及び巡航ミサイル保有している。いずれも日本に対して敵対的国家である。なのに、日本は核どころか、これらの国を攻撃可能な長射程のミサイルの一発をも、持って居ないのだ(http://d.hatena.ne.jp/NOFNOF/20120323/1332498815)。日本は正気なのか?
 昨年、米国共和党のシャボット議員が、日本に核保有を強く勧めたという記事があった(http://raicho.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1310480171/ http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/16338)。米国共和党は、日本の核保有に寛容である。さすがに、日本の現状を見かねての発言だろう。ところが、日本では、それに対して何の反応も見せていない。核を持つ事についての議論すら、政治の場で全く行われていないのである。
 核兵器は、日本の安全保障を考えれば不可欠なものである。尖閣防衛一つ取り上げても、中国からの核の脅しを受けてしまう現状では、自前の核武装無しに、防衛など現実には不可能なのだ。米国が、日本の為に核戦争に突入する危険を冒す可能性は殆ど無い。あまりにも無防備な日本の状態は、いつか敵対国の積極的な攻撃行動を誘発するだろう。現に、ロシアや中国の日本周辺での軍事的挑発は、近年活発化しているのだ(もし日本が反撃すれば、それを口実に大規模攻撃を仕掛けてくるかも知れない・・・それを知っているから、領空侵犯など、どんな挑発を受けても、自衛隊は何もできない・・・もし核武装していれば、少なくとも領空侵犯してくるロシア機や中国機を強制着陸させるか撃墜することができるようになる・・・相手が全面核戦争の危険を避けるようになるからだ)。
 もし日本の無防備が原因で、日本が中国やロシアからの侵略を招いても、世界は日本の責任だと言うだけかも知れない。中国によるチベット侵略は黙認されているし、韓国による竹島領有主張も世界は容認した。それでも世界が守ってくれると信じられるのか?




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