イスラエル軍、トンネル探知装置を国境に配備



 イスラエルが、国境線にトンネル探知装置を配備するという。
イスラエルにとってこれまで治安上の大きな問題は、ガザ等からのトンネルを使ってのパレスチなゲリラの侵入でしたが、2日付のal qods al arabi net はイスラエル放送をひいて、イスラエル軍は地下トンネルを探知できる最新の装置を開発したと報じています。
 記事ではその性能とかについては触れていませんが、これでガザからのトンネル問題は解決するだろうとして、イスラエル軍としては、年末までにガザから10kmの国境地帯にこの装置の設置を進め、その後全国境地帯に配備する計画と報じています。(中東の窓 2012年07月03日)』(http://blog.livedoor.jp/abu_mustafa/archives/4234480.html
 個人的にトンネルの軍事利用について興味があり、アンテナに引っかかった情報です。トンネルの軍事利用と言うのは、随分昔からあるのですが、その意義は現代戦に於いても失われていないと思います。
 日本は、世界有数のトンネル掘削技術を持った国です。日本のトンネル技術を利用すれば、核攻撃にも耐えられる施設を作ることが可能です。かつて、日本は硫黄島の戦いにおいて、トンネルを使った坑道戦術を展開し、アメリカ軍に甚大な被害を与えました。それを真似したベトコン・ゲリラは、ベトナム戦争アメリカ軍を敗北させることに成功しています。
 そこで、アメリカ軍は、今もバンカー・バスターを開発したりして、地下施設を破壊するための技術開発を、やっきになって続けているというわけです。
 イスラエルのトンネル探知技術がどのようなものか、詳細は不明ですが、地中レーダー(http://www.n-buturi.co.jp/technology/geophy/emag/)というものがありますので、恐らくその一種なのではないかと思います。
 日本の自衛隊は、今のところ専守防衛に徹しているわけですが、であるならば、もう少しトンネルの利用に目を向けても良いように思います(小型の掘削装置なら配備されているのですが・・・)。もしも自衛隊が、日本のトンネル技術を本格的に利用し、バンカー・バスターも到達不可能な、大深度地下を掘削するトンネル戦部隊を作れば、恐らく核兵器でも破壊不可能な、世界一のトンネル軍隊になるはずです。
(ザ・サイレント・ウォー)
 
 紹介した動画は、第一次世界大戦における坑道戦(トンネルを掘り合って相手を破壊する)を描いた珍しい映画の予告編です。ベルギー戦線の実話だそうです。以前、勉強のつもりで見たのですが、予想したよりは良い出来の映画でした。




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