サウジが核武装を計画



サウジアラビアパキスタンから核兵器を購入しようとしているという報道を受け、政治アナリストは、「核武装したサウジアラビアイスラエルよりも危険だ」と述べました。
 政治問題の専門家であるシャークスピア氏は、プレスTVのインターネットサイトに寄せた記事の中で、「サウジアラビアイスラエルと同じくらい危険である。この国の発展の停止は、同国が常に非常に成功した社会に敵対心を持つことを意味する。とくに民主主義に関する話には恐怖を抱いている、さらにこの国はバーレーンを占領しようとしており、ウィキリークスで暴露されたように、サウジラビアはイランを攻撃しようとしている」と述べました。
 さらに、「文化的な深みや政治的合法性、あるいは技術的な成功をもたないサウジアラビアは、イランの政治的、文化的、技術的な発展を脅威に感じている」と強調しました。
 また続けて、サウジアラビアは、貪欲で古い強奪政権であるとし、新たな世界において居場所はないとしました。
 さらに、「多くの弾圧にもかかわらず、民主主義勢力は前進を続けており、サウジアラビアの首都リヤドの人々が政府に対してスローガンを掲げている場所にたどり着いた」と述べました。
 シャークスピア氏は、シリアのホウラでの100名以上の虐殺にワッハーブ派が関与したことに関して、「サウジアラビアはテロリストをシリアに送っている」と述べました。
 彼は最後に、「我々はアメリカがサウジアラビア核兵器を獲得させないことを願う」と述べました。(2012/07/29 IRIB)』(http://japanese.irib.ir/news/latest-news/item/30656
 このニュースはイラン発なので、サウジアラビア核武装を警戒する論調となっている。
 中東と言えば、幾度も戦争が繰り返され、世界の火薬庫とも呼ばれる。東西冷戦時には、米ソの利害衝突もあり、中東の地で幾度も激戦が繰り広げられた。戦いは東西冷戦後も止む事は無く、湾岸戦争、そしてイラク戦争が戦われた。
 現在、イスラエルがイランを攻撃するのではないかとの見方が世界に流されている。これは、イスラエルが、自国の脅威となる核保有国の存在を認めないという独善的な政策を持つことから導き出される結論だ。
 イスラエル自身、公言していないが核保有国であると考えられている。つまり、イスラエルがイランの核開発を断念させようとするのは、自国の安全の為と言うよりは、自国の軍事的優位を維持する為と言うのが正しいだろう。
 中東では、イランやサウジの他に、エジプトが核保有を目指していると見られている。
 軍事的不均衡が中東の地に戦争をもたらしている。
 イラク戦争。もしも、イラクが核保有国であったなら、アメリカはイラクを攻撃しただろうか?、恐らく攻撃しなかったであろう。
 中東に核保有国が増える事は、世界にとって脅威になるだろうか?
 私はそうは思わない。サウジやエジプトやイラン・・・中東の多くの国が核を保有すれば、むしろ中東の地域安定度は高まるのではないか?、余程指導者が愚かでない限り、国家の自殺とも言える核保有国相手の核戦争など企図しない。そうとすれば、中東各国の核武装化は、中東地域に恒久的、全面的な安定をもたらすだろう。
 そうすれば、産油国地政学的なリスクは大幅に減少する。それは、世界の利益に貢献する。とすれば、それを阻むのは、中東における利益の独占を目論む者である。中東の番犬が、中東各国の独自核武装、自主独立を許したくないのだ。
 


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