表彰式不参加だけ?、オリンピック政治利用



 サッカー3位決定戦直後、韓国選手が「竹島領有」を掲げたことに、国際オリンピック委員会が調査を開始したという。
『【ロンドン共同】国際オリンピック委員会(IOC)は11日、サッカー男子3位決定戦の日本―韓国戦後に、韓国選手が竹島(韓国名・独島)領有を主張するメッセージを掲げたとして、調査を始めたと発表した。11日の表彰式に当該選手を出席させないよう韓国オリンピック委員会(KOC)に求めた。
 韓国メディアの電子版などに、朴鍾佑選手が「独島はわれわれの領土」と韓国語で書かれたメッセージを持つ写真が掲載された。
 IOCは五輪憲章で、五輪施設や会場などでの政治的な宣伝活動を禁じている。マーク・アダムス広報部長は「政治的な立場を示すのは、五輪の場ではない」と述べた。(2012/08/12 47ニュース)』(http://www.47news.jp/CN/201208/CN2012081101002826.html
 この問題、簡単に終わらせてはならない。
 世界には様々な政治的対立や民族的対立がある。オリンピックの場で、選手は、そういった思いを胸に秘めて戦って勿論かまわない。但し、あくまで内に秘めて戦うのであって、表現してはならない。
 ロンドン五輪サッカースイス代表のミシェル・モルガネッラ選手が、ツイッター上で韓国代表の選手に対する人種差別的な書き込みをしただけで、強制帰国処分となった例が、オリンピック精神の大切さを物語っている(この事件は韓国側に原因があったにも関わらず厳しく処分された)。
 もしスポーツに関連して政治的対立や民族的対立のアピールを許してしまったら、見事なプレーをしても、純粋な気持ちで素直に讃え合うことが出来なくなってしまう。
 今回の韓国選手の竹島占拠アピール行為を認めてしまえば、今後、オリンピックの場は、政治宣伝の場と化す。そうなれば、オリンピック精神は崩壊するだろう。
 仮に処罰が表彰式不参加だけということになると、もともと順位が低く表彰と無関係であったり、勝てそうも無い選手が、祖国や民族の英雄になるため、人目に触れるチャンスを狙って政治アピールする行為について抑止効果が期待できない。
 そう考えると、失格や記録抹消など、オリンピックに参加したこと自体を取り消すような厳しい処分でないと、将来のオリンピックにまで禍根を残すことになる。
 IOCのスポンサーがサムスンだから韓国に甘いと言われているが、本当に韓国に配慮して韓国選手の行為に甘いのであれば、IOCそのものの責任を問う必要も出てくる。
 オリンピック規約違反が簡単に見逃されて良いはずがない。IOCは、今回の政治アピール事件を、厳重に処分して欲しいし、日本の外務省も、事が日本をターゲットにした政治宣伝であるのだから、IOCに対し「政治的に」強く働きかけて欲しいと思う。
 


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