竹島闘争、左翼は何故しない？
かつて左翼勢力は、成田国際空港建設に反対する農民と共闘し、空港建設を推進する日本政府と鮮烈な闘争を長期に渡って繰り広げた（http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%89%E9%87%8C%E5%A1%9A%E9%97%98%E4%BA%89）。
例えば、１９７８年には、左翼の行動隊が完成間際の成田空港の管制塔を占拠し、各種設備を破壊して空港の開港を遅らせ、日本政府の威信を失墜させる程の強烈なゲリラ活動まで行っていたのだ。
当時、左翼達の表向きの行動理由は、国家によって侵害されようとしている労働者（土地を奪われる農民たち）の利益を守る事であった。
しかし一方・・・竹島では何が起こっていたのか？
竹島では、韓国による侵略的な国家権力の横暴により、島根県にある隠岐島漁業協同組合連合会の持つ漁業権が、無慈悲にも長期に渡って侵害され続けていた（http://www.pref.tottori.lg.jp/44492.htm）。けれども、島根県の漁民達に左翼が手を差し伸べ、韓国の国家権力の横暴に対し、鮮烈な闘争を繰り広げた・・・などと言う話を聞いた事は無い。そんな活動を日本の左翼はしていないから。
日本の左翼勢力は、日本国家に権利を侵害された農民と共闘する事はあっても、韓国により権利を侵害された日本の漁民とは共闘しない・・・つまり、万国の労働者の団結を叫んでも、結局、反日活動しか、しないのだ。
その態度は核を巡る問題でも全く同じで、日本の左翼勢力は、日本の核開発には反対しても、中国やロシア、朝鮮の核には、全く反対しない。
ここに日本の左翼勢力の持つ大いなる欺瞞を見るのだ。
もしも日本の左翼勢力が、島根県の漁民の漁業権を守るため、成田闘争のように身を呈して、韓国の国家権力に抵抗するゲリラ活動をしていたら、日本で随分と人気者になっただろうに・・・。
所詮、日本の左翼勢力は、海外からの資金で行動する工作員の集まりに過ぎない。だから、彼らは反日活動しかできないのだ。最近騒いでいる反原発の奴らだって、韓国や中国の原発には反対していない。その根っこは、全く同じだろう。
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