陸自、富士総合火力演習
『陸上自衛隊による国内最大規模の実弾射撃訓練「富士総合火力演習」が２６日、東富士演習場（静岡県御殿場市など）で一般公開された。敵部隊の島嶼（とうしょ）部侵攻に対し、陸海空の３自衛隊が敵戦力を制圧し、奪還することを想定して訓練を実施。香港の活動家らによる沖縄県・尖閣諸島への上陸事件が起きるなか、島嶼防衛の必要性を強く反映する内容となった。
今年は隊員約２４００人、戦車や装甲車の戦闘車両約８０両、機関銃などの火砲約８０門、航空機約３０機の陸自の主要装備品に加え、海自のＰ３Ｃ哨戒機と空自のＦ２戦闘機が参加した。
訓練は編隊を組んだ最新鋭の１０式戦車や９０式戦車が１キロ以上離れた富士山麓の目標を次々と砲撃。轟音（ごうおん）と地響きとともに着弾地点から大きな炎が上がり、約３万１０００人の観客を沸かせた。森本敏防衛相も視察に訪れた。（産経新聞 8月26日）』（http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120826-00000538-san-pol）
国土を守る。その意思を最終的に担保するものは軍事力である。
いかに綺麗事を言おうとも、軍事力が無ければ、平和など一日も保てないのが世界の現実だ。国家に富や資源の不均衡がある限り、自国の経済的困難を他国の富により解決しようとする国家が現れないという保障は無い。
個人の経済生活が競争に晒されているように、国家もまた生存競争の渦中にある。
日本人に、この日本と言う国を守る意思があるのであれば、核を含め軍事力を無視する訳にはいかない。日本を守りたいのであれば、他国を凌駕する戦力が必要だ。日本の場合、それが必ずしも十分ではない。一日も早く核武装を実現する事、そしてそれをサポートする通常戦力の充実、それなしに日本の恒久平和は保てない。
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