軍用ゴキブリには気を付けろ!



 アメリカでゴキブリのサイボーグ化に成功したそうだ。
『[ローリー(米ノースカロライナ州) 26日 ロイター] 米ノースカロライナ州立大学のアルパー・ボズカート准教授は、現在「サイボーグ・ゴキブリ」の開発に打ち込んでいる。
 ゴキブリの触覚に電極をつなげ、リモコンのボタンを押せば電気パルスを送ることができる仕組み。これによってゴキブリは前方に障害物があると錯覚し、回避するように動くという。
 将来的には小型のカメラやマイクを搭載して、災害現場での救助活動などに役立てたいとボズカート氏は話す。
 ただ、反対意見もある。生き物を道具として使うのは倫理的にどうかという意見が多くの人から寄せられているが、ボズカート氏はゴキブリをリモコンで操作することは手綱で馬を操ることとほとんど同じだと反論する。「われわれは昆虫に苦痛を与えているとは思っておらず、昆虫は痛みを感じないとする研究結果も数多くある」と主張した。(2012年09月27日 毎日jp)』(http://mainichi.jp/feature/news/20120927reu00m030012000c.html

 記事を読んでみると、サイボーグ化というのは、ゴキブリにリモコン装置を組み込み、遠隔操作できるようにした事を言っているようだ。
 開発者は災害救助に役立つとか言っているが、こうした生物のリモコン化研究は、軍事研究と表裏一体だ。
 その昔、ロシアは対戦車攻撃を行う為、地雷犬を訓練して独ソ戦に投入した(http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AF%BE%E6%88%A6%E8%BB%8A%E7%8A%AC)。
 アメリカには軍用イルカの訓練プログラムがあり、実際に湾岸戦争イラク戦争では、軍用イルカが実戦投入されたという(http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%BB%8D%E7%94%A8%E3%82%A4%E3%83%AB%E3%82%AB)。
 また変わったものでは、アメリカが1940年代、日本攻撃用にコウモリ爆弾を研究していた事が知られている(http://ameblo.jp/oldworld/entry-10106129437.html)。
 これらの軍用動物は、いずれも訓練や、もともとの習性を利用して兵器化するものだが、動物のリモコン化技術に関しては、実は、かなりの研究が進んでいるのだ。スペインの大脳生理学者であるホセ・デルガド博士は、既に1960年代に、闘牛用のウシの脳に微小電極を差し込み、行動を制御する実験に成功している(http://kotobank.jp/word/%E3%83%87%E3%83%AB%E3%82%AC%E3%83%89)。
 ゴキブリは小さいので破壊活動に使うのは困難そうだが、逆に盗聴活動などのスパイ活動に利用するには最高だろう。スパイ活動防止に、ゴキブリ・ホイホイが必要となる日も近いかもしれない。



<全長65cmメガゴキブリ   トイ>



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