幻想の日中国交正常化
昨日が、日中国交正常化40周年目に当たる日だった。日中首脳間の祝電の交換も行われず、最早、この9月29日という日は、忘れ去られるべき忌まわしい日となったようだ。
『国交正常化から40年を迎えた日中両国は、これまで両国の首脳間で交わされてきた祝電の交換を行わず、沖縄県の尖閣諸島を巡って冷え込む両国の関係の現状を浮き彫りにしています。
北京の日本大使館によりますと、日中国交正常化から40年となった29日、野田総理大臣と温家宝首相との間で祝電は交わされなかったということです。
日中両国は、これまで、2002年の国交正常化30年のときには、当時の小泉総理大臣と朱鎔基首相との間で、2007年の国交正常化35年のときには、当時の福田総理大臣と温家宝首相の間で、祝電を交わしてきました。
ところが今回は、国交正常化を祝う祝電を交わしたのは玄葉外務大臣と楊外相の外相レベルにとどまり、日本大使館の幹部は「今の日中関係の情勢を鑑みたものだ」と述べ、尖閣諸島を巡る対立で日中関係が冷え込んでいることが背景にあると説明しています。
また、中国の新聞やテレビも国交正常化40年を取り上げるところはほとんどなく、記念日を祝う雰囲気は全くありませんでした。(9月30日 NHK NEWSWEB)』(http://www3.nhk.or.jp/news/html/20120930/k10015399511000.html)
という事です。
台湾の中華民国と断交し、大陸の中華人民共和国と国交を結んで40年、その結果が反日暴動と尖閣諸島の割譲要求の本格化だ。この間、日本が中国に行ったODAは3兆円にものぼる。
もしこれが日本では無く老獪な欧州の国だったら、援助などせず荒れるに任せていた事だろう。欧州とアフリカの関係を見れば、過去、欧州が散々搾取した揚句、今では内乱を扇動し、強力な反抗勢力が出来ないよう、陰謀を巡らせている。
最近、カダフィがアフリカ統一の為、盛んに活動していたが、成果が出始めたので欧米は慌ててリビアを潰し、カダフィを抹殺した(http://blog.livedoor.jp/quadcore3/archives/4723878.html)。これが彼らのやり方だ。
中国をWTOに加盟させ、投資を呼び込んで成長させたのも、大きく見れば欧米国際金融資本の意向だ。今になって、中国と日本が敵対する事も、計算済みの事だろう。日本が中国市場からアクセスを拒否されても、市場独占を狙う彼らにとって好都合なのだろう。
日本が、こうしたストーリーを覆す事は出来るだろうか?
やるべき事は、中国の成長を徹底的に阻害する事。そして、支那人を一党独裁から解放する為、あらゆる手段を企てる事だ。巨大な人権侵害国家中国、その存在を日本始め先進国が黙認している事、それ事態がおかしいのだから。
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