狙われる無人島
『尖閣諸島（沖縄県）の国有化後、日本国内の無人島の購入に問い合わせが相次いでいることが３０日、不動産関係者への取材で分かった。日本の富裕層とみられる個人からの問い合わせが大半だが、中には売買交渉が進んでいる島もある。
無人島売買を紹介しているファーストロジック社（東京都港区）によると、現在インターネットで売り出されている国内の無人島は１１カ所＝地図参照。
尖閣諸島の国有化で関心が高まり、９月のホームページのアクセス数は、これまでの１０倍以上になった。
問い合わせが特に多いのは、沖縄県竹富町のウ離（ばなり）島（約３万７千平方メートル）で、５億円で売り出されている。西表島の北東に位置し、潮が引けば歩いて行ける所にあり、現在は沖縄の不動産会社が所有。売買に向けて日本人と交渉が進行中だという。
竹富町は「民間取引のため、環境保全などで開発を規制する法律もなく、町は関与できない」としている。
ほかに売り出されている無人島も民間所有で、価格は２千万円から５億円。価格の基準は「相場がないため売り主の意向で決まる」（同社）。
ウ離島以外の無人島についても、管理するそれぞれの不動産会社へ問い合わせが増加。「釣りをしたり、リゾート地として利用したい」といった資料請求が多い。
これらの不動産会社に、外国人からの問い合わせは現在までに寄せられていないが、「尖閣諸島の報復のため日本の領土を買おう」と呼びかけている中国のサイトもある。不動産会社にも、領土が外資に売却される不安を訴える意見が寄せられたという。
外資の土地取得を規制する外国人土地法は大正１４（１９２５）年に制定されたが、外国人が土地を取得する際の制限基準や要件を定める政令がないため、これまで適用された例はなく、国籍を問わず、誰でも土地購入が可能な状態になっている。（2012.10.1）』（http://sankei.jp.msn.com/life/news/121001/trd12100101270002-n1.htm）
こう言うの、野放しにしてて良いものかね・・・。
個人所有の島と言えば、例えばハワイのニイハウ島が有名だ。ニイハウ島は、太平洋のハワイ諸島のカウアイ島から、南西２７kmにあるが、島は１８６４年にスコットランド人のエリザベス・シンクレア夫人によってカメハメハ５世から、ピアノ１台と １０，０００ ドルで、島民付きで買い取られた。
ニイハウ島は、現在もシンクレア夫人の末裔であるロビンソン一家が所有しており、島に出入り出来るのは原則としてロビンソン一家と関係者に限られ、島民への接触も制限されているという（http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8B%E3%82%A4%E3%83%8F%E3%82%A6%E5%B3%B6）。
このように、島と言うのは閉鎖的な環境故、個人に買い取られると外部からのアクセスが困難になる。もし外国人に買われれば、法的な位置づけはともかく、事実上の実効支配に近い状態を作れないこともないのだ。
例えば、そうした無人島に密かに傭兵を集め、日本からの独立を宣言させたらどうなるか。日本国からの行政的・法的な要求に一切応じず、領海に近づく者を武力攻撃する。そして、計画を仕組んだ外国政府が、その島を独立国と承認して強力にバック・アップするのだ。安全保障条約を結び、核の傘や食糧や武器など物資をも提供する。
そうなった時、日本は本気でその島を奪還できるのか・・・？、そういう島が、幾つも同時多発的に出現し、連携して日本国に対し独立宣言したら？
どこかの超大国が、ちょっとした火遊びのつもりで、日本の領域内で内戦を起こして見る事も実は簡単にできる。そう言う事をしても、超大国から見れば、日本の反応を見る為の実験程度の感覚だろう。
何故なら、日本から陰謀を仕組んだ国に対し戦争を仕掛けてくるリスクは恐らく殆ど無いだろうし、まして日本から核攻撃される事もあり得ない。最悪の結果どうなるかと言えば、独立を宣言した島が鎮圧されて終わるだけ。上手く行けば、どれかの島は生き残り、独立国として維持されるかもしれない。計画に必要な予算は、超大国の軍事予算から見れば、微々たる額。
裏で糸を引くだけで、ローリスク、ハイリターンが期待できる日本内戦化計画が実行できる！
それを実行して見たいと思う国があっても、全く不思議ではない。
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