中国への譲歩は危険



 米有力研究機関「国際評価戦略センター」主任研究員のリチャード・フィッシャー氏が産経新聞と会見し、尖閣問題で中国に対し日本が譲歩すれば新たな危険を招くと指摘したという。
『中国側の当面の戦術については「実際の軍事衝突なしに中国内部での反日行動や外交上の激しい言葉という威嚇により、日本側に尖閣領有権を放棄させることが目的だ」と述べた。
 一方、日本の対応について同氏は「日本は防衛面でも強固な態勢を保たねばならない。中国の威嚇に動揺し、譲歩をすれば、さらなる攻勢や侵略を招くだけだ」と指摘。
海上保安庁の船だけでも当座の対応はできるだろうが、中国側は軍を投入する攻略作戦の準備を間違いなく進めている。自衛隊が取るべき措置はミサイルの攻撃能力の増強、長距離攻撃用ミサイル搭載の潜水艦の強化、その他の艦艇の配備などだろう」と語った。
 同氏は、米国にとっての最悪の事態は「日本が反日デモなどに脅かされ、尖閣の主権で譲歩を始めて、中国の進出や侵略を許し、抵抗をしないままに、尖閣を失っていくというシナリオかもしれない」と述べた。
 フィッシャー氏は、米議会国家安全保障特別委員会顧問、米中経済安保調査委員会顧問などを歴任した。(2012.10.2 msn産経ニュース)』(http://sankei.jp.msn.com/world/news/121002/chn12100207100003-n2.htm
 この産経のインタビュー記事でのフィッシャー氏の指摘は重要だ。
 特に、「自衛隊が取るべき措置はミサイルの攻撃能力の増強、長距離攻撃用ミサイル搭載の潜水艦の強化」と、明確に語ったところは傾聴に値する。
 日本の自衛隊には、長距離ミサイルどころか、中距離ミサイルすら一発もない(http://holyland.blog.so-net.ne.jp/2011-10-07-1)。日本は、中国どころか、韓国に届くミサイルすら持っていないのだ(http://d.hatena.ne.jp/NOFNOF/20120323/1332498815)。
 つまり、もし今どこかの国と戦争になったら、日本の取れる有効な敵地攻撃戦術は、敵のミサイル基地に対し特攻隊(爆装したF15とかF2とかで)を送る事くらいだ。それはいつか来た道だろ?
 今の自衛隊の装備では、まともな戦争が出来るとは到底言えないのだ。
 日本は、尖閣で譲歩しないためにも、ミサイルの攻撃能力の増強に直ちに取りかかるべきだ!
 



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