暗殺作戦



 米とイスラエルが、イランの核開発を阻止するため、イランの反体制派テロ組織を使い、イランの核技術者の暗殺を狙っているという。
アメリカ国防総省の元関係者であるマイケル・メロフ氏が、「アメリカとイスラエルがイランの核科学者の暗殺にイラン反体制派テロ組織MKOモナーフェギンを利用している」としました。
 メロフ氏は、プレスTVのインタビューに応じ、「アメリカは、テロ組織モナーフェギンを利用することで、イランの核開発を停止させようとしている」と語りました。
 また、「イスラエルも、確実にイランの核科学者を暗殺するため、モナーフェギンを利用するだろう」と述べました。
 ニューヨークタイムズの報道によりますと、モナーフェギンは、アメリカの政治家の支持を取り付け、テロのリストから除外されるため、これらの政治家に莫大な金額の賄賂を支払っている、ということです。
 メロフ氏はさらに、「テロのリストからのモナーフェギンの除外は、アメリカ政府の注目に値する協議の後行なわれた」とし、「モナーフェギンは、現在、駐屯しているイラクから追放された後も、必ず、アメリカの庇護の下に置かれ、おそらくアメリカの管轄範囲にあるより安全な場所に移送される」と語りました。
 アメリカ政府は28日金曜、テロ組織モナーフェギンの名前をテロのリストから削除しました。
 モナーフェギンは、1980年代初頭、イラン・イラク戦争勃発と同時に、イラン国民に対し武力闘争を開始しました。モナーフェギンのテロ活動により、イランの各都市で、政府関係者など防衛する手段を持たないイラン人1万2000名が殉教しました。
 モナーフェギンはまた、イラククルド人シーア派イスラム教徒などイラクの反体制派を弾圧する上で、イラクの旧サッダーム・フセイン政権とも協力していました。(ラジオイラン 2012/09/30)』(http://japanese.irib.ir/news/latest-news/item/32162
 実際、イランの核技術者を狙った暗殺は既に実行されている(http://kobajun.chips.jp/?p=1643)。それらはイスラエルの工作機関であるモサドによるものとも言われている(http://blog.livedoor.jp/amenohimoharenohimo/archives/65785992.html)。
 超大国と言われている国や、国家の生存に必死になっている国は、大なり小なり、こうした暗殺作戦に手を染めている事が知られている。
 過去に亡くなった日本の大物政治家についても、アメリカに殺られたのでは?・・・と噂されるケースがある(http://blog.livedoor.jp/omttm202/archives/51453361.html)。
 勿論、アメリカだけでなく、中国や韓国、北朝鮮、ロシアなども、当然、暗殺作戦を何度も検討した事があるだろう。
 中国は一党独裁国家、人民を秘密警察に監視させ、ウイグルチベットでは大規模な民族浄化作戦を展開している悪辣な国。韓国には、以前KCIAという組織があって、相当、悪辣な事をやっていた。北朝鮮は言うまでも無く、悪の工作機関がそのまま国になったような国だ。ロシアは昔、KGBが色んな事をやってたよね。
 では、日本で暗殺作戦が実行された場合、それに対抗する日本の公安組織の防諜体制はどうなんだろう?
 反日デモに参加した民主党岡崎トミ子国家公安委員長に就任した際(http://netouyonews.net/archives/3592218.html)、公安部外事3課の内部資料がインターネット上に流出するという事件があった(http://gendai.ismedia.jp/articles/-/1534)。日本の防諜体制はお世辞にも良い状態にあるとは言えないように思う。
 防諜組織自体が敵対勢力の浸透を受けているという事も、スパイの世界では良くある。
 例えば、第二次大戦下のドイツでは、敵のスパイを取り締まるべき立場にあったドイツ諜報部自体が、ヒトラー暗殺計画にも深く関与していたという事件があった(http://inri.client.jp/hexagon/floorA6F_hc/a6fhc631.html)。アメリカでも、ケネディー暗殺はCIAがやったとする説が有名だし、暗殺ではないがCIAの対ソ防諜部長であったオルドリッチ・エイムズがKGBに情報を流していたというような二重スパイ事件も知られている(http://www.globe-walkers.com/ohno/article/ames.htm)。
 防諜組織自体に、敵対勢力が入り込むといういうケースさえ、良くあるのだ。ナチスドイツやアメリカでさえ、そうなのだ。
 いわんや、今の日本のようにぼんやりした国家では、各国の工作組織の立案する様々な謀略に対し、全く無防備ではないのか?
 例えば、先日の西宮駐中国大使が路上で倒れ(http://d.hatena.ne.jp/NOFNOF/20120913/1347536724)、その後に亡くなった事件、詳しく調査もされていないようだが、あれは本当に病死だったのか?
 日本の政治家や官僚、そして影響力を持つ文化人の方々は、いずれかの国の暗殺リストに記載されていると考え(喩えると、今の日本では、A国に従えばB国やC国から抹殺の対象にされ、B国に従えばA国やC国から抹殺の対象にされ、C国に従えばA国やB国の抹殺の対象にされ・・・そして自国の為に活動すればABC国のいずれからも抹殺の対象にされる・・・と言うような怖い状況にあるのでは?)、我が国の防諜体制について、自国民を完全に守れるように、しっかりと確立して頂きたいと本当に思うのだ。 
 



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