サイバー冤罪、他人ごとじゃない!



 悪意を持つ謎の第三者が、遠隔操作でPCを乗っ取って殺人予告書き込み、全く無関係な人間が起訴されるというサイバー冤罪事件が発生していた!
大阪市のホームページ(HP)に無差別殺人予告を書き込んだとして、偽計業務妨害罪で起訴されたアニメ演出家の北村真咲被告(42)が事件に無関係だった可能性が高まり、大阪地検が先月21日、勾留取り消しを請求し、釈放していたことが分かった。北村さんのパソコン(PC)は特殊なウイルスに感染し、第三者が遠隔操作した疑いが強いという。「成り済まし」で無関係の人が容疑者になり得るサイバー犯罪の捜査の課題が浮上した形だ。
 また、伊勢神宮爆破を予告する書き込みをしたとして三重県警に逮捕された津市の無職男性(28)のPCからも同種ウイルスが検出され、先月釈放されていたことも判明した。
 北村さんと津市の男性はともに「身に覚えがない」と一貫して否認していた。両府県警はウイルス感染の経緯解明を急ぐとともに、不正指令電磁的記録作成・同供用容疑を視野に捜査を進める。
 北村さんのPCは、第三者が遠隔操作でHPに勝手に書き込みできるウイルスに感染。キーボードの入力状況も外部から監視できるようになっていた。府警が8月26日に逮捕してPCを押収した際、ウイルスに感染させるファイルは既に削除されていた。殺人予告が書き込まれた後に、何者かが消去したとみられるが、その後の捜査で復元したという。
 北村さんは7月29日に「(大阪・日本橋にある通称)ヲタロードで大量殺人をする。歩行者天国にトラックで突っ込む」と大阪市のHPに書き込んだとして逮捕された。8月1日には「成田発ニューヨーク行き日本航空006便に爆発物を仕掛けた」と日航に電子メールが届き、飛行機が引き返すトラブルがあった。インターネット上の「住所」に当たるIPアドレスの捜査などから、発信元はいずれも北村さんのPCと確認された。
 大阪地検幹部は「第三者が書き込みをしたことの確認、解析には時間がかかる。起訴を取り消すかどうかすぐに結論は出せないだろう」と話している。(毎日新聞 2012年10月07日)』(http://mainichi.jp/select/news/20121008k0000m040059000c.html
 これはコワイ。何が怖いって、もしPC乗っ取りが明るみに出なかったら、この無実の人、有罪になってたよ。
 そして、こういうPC乗っ取り技術も日進月歩だろうから、いずれ巧妙なハッカーなら、全く痕跡を残さずに乗っ取り出来るようになるかもしれない。
 そうすると、捜査する方の解析技術とのイタチごっこになるだろうから、これからも無実で捕まる人が出てくる恐れがある。
 いや、そんな高度な技術を使わなくても、例えばだ、悪意の工作員が貴方の居ない間、部屋の中に忍び込み、パソコンを勝手に操作して暗殺予告を書き込むなどという事件を起こす事も容易にできる。
 例えば私などは、日頃、色んな政治的不満をメールで送信したりしてるから、そんな事件に巻き込まれたら、間違い無く有罪にされそう・・・。
 怖い事だよ。
 例えば、もし日本が、旧東独のような秘密警察に支配された独裁国家になったなら、私のような影響力の無い小市民でも、真っ先にでっち上げ事件で捕まるだろうね。つまり、反体制派は排除される。そして世の中の見方について本当の事を言えば、有無を言わさず精神病院に収容されるんだ。この人は矯正治療が必要だ・・・注射器が用意され、得体の知れない精神薬が・・・ぎゃーっ。
 日本がそういう国にならない事を真剣に祈る。その為に、貴方も頑張るんだよ!!!
 



核武装マグカップ
核武装C
核武装C

1,295円



<ロシア闇の戦争―プーチンと秘密警察の恐るべきテロ工作を暴く  単行本>



<サイバー冤罪、無くしてね!、クリック宜しくお願いします。 m(_ _)m>

人気ブログランキングへ



(リンク)
http://deliciousicecoffee.blog28.fc2.com/blog-entry-4815.html