イスラエルの核



 イランの核保有について恫喝を続けるイスラエル。しかし、中東ではイスラエルこそが、唯一の核保有国として周辺国から恐れられている。
シオニスト政権イスラエルの核の危険に対する世界の懸念は消えていません。最近では、オマーンが、イスラエルに対し、NPT核兵器不拡散条約への加盟を訴えました。オマーン政府は、声明を発表し、様々な会議での"核兵器のない中東"に関する決定が単なる見世物で終わることのないよう、また、イスラエルが核施設の査察を許可するよう期待しているとしました。この声明ではさらに、「核の平和利用は、イランの権利だ」とされています。この問題について、IRIBナジャフィー解説員の報告です。
 中東非核化会議は、今年12月1日、フィンランドヘルシンキで開催される予定です。イランのソルターニーエIAEA大使は、先週、ヘルシンキの会議にイランが参加する条件として、イスラエルのNPT加盟を挙げました。ソルターニーエ大使は、中東非核化構想は、1974年に初めてイランが提起したものだとし、イスラエルにNPT加盟を働きかけるための国際的な圧力を求めました。ドイツのノーベル文学賞作家、ギュンター・グラス氏は、イスラエルによる占領と抑制のきかない核活動を、改めて強く非難しました。グラス氏は、「イスラエルは、他国の領土を奪い、その土地の人々に住む家を失わせた占領政権である」としました。(さらに、現在、イスラエルで起こっていることは、シオニストの人種差別的な政策によるものだとしました。パレスチナ占領から数十年が経つ中で、パレスチナ人の置かれる劣悪な状況は変わっていません。)グラス氏は、イスラエルは地域の平和を脅かす存在であるとし、「それを抑制する要素が存在しない」と強調しました。さらに、イスラエル国際法規を無視していることを批判し、「イスラエルは、国連の決議をまったく気に留めていない」と語りました。イスラエルは、NPTに加盟しておらず、IAEA国際原子力機関の核施設への査察も拒否しています。イスラエルが軍事目的の核活動を続けていることは、各国の政府や世論の間に懸念を生じさせており、世界の人々は、イスラエルの核の危険に対する国際機関の対応を求めています。イスラエルは、およそ300個とも言われる核弾頭を製造、備蓄しており、核兵器製造を続けることで、実際、大量の核兵器を備蓄し、このような行動によって、人類全体を危険に晒しています。(2012/10/14 ラジオイラン)』(http://japanese.irib.ir/news/%E6%9C%AC%E6%97%A5%E3%81%AE%E3%83%88%E3%83%94%E3%83%83%E3%82%AF/item/32424-%E3%82%A4%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%82%A8%E3%83%AB%E3%81%AE%E6%A0%B8%E6%B4%BB%E5%8B%95%E3%81%AB%E5%AF%BE%E3%81%99%E3%82%8B%E6%87%B8%E5%BF%B5
 イスラエルは核保有を明言していないが、300個程度の核弾頭を保有していると見られている。国際社会ではイランだけが叩かれているが、イランからすれば、秘密裏に核保有するイスラエルの方が脅威であり、イランが核開発を進めるのは、イスラエルに対する自衛の為ということになる。
 翻って、今や中国、ロシア、北朝鮮の核に脅され、韓国から弾道ミサイルの標的にされている日本。
 貧国パキスタンでさえ自衛の為に核保有したのに、経済大国日本が核を保有しない事は、ある意味、世界を不安にさせている。何故ならば、日本が核武装しない事により、日本が、周辺国から一方的な核攻撃を受ける危険性が高まっているからだ。
 領土問題を抱える日本とその周辺国は、一触即発の火薬庫の上に居る。にも関わらず、日本と周辺国の軍事バランスは圧倒的に日本が劣勢だ。日本には、核も、弾道ミサイルも無い。日本の敵にとって、領土問題解決の為、日本を武力で一方的に叩き潰す誘惑に負けないで居る事は至難だ。世界は、そこに、日本が一方的に攻撃され、壊滅する危険を読みとる。もしもそうなれば、世界経済も大打撃を受けるのだ。
 つまり日本が核も弾道ミサイルも持たず、抑止力を形成していない事が、世界の識者を不安にさせているのだ。だから世界の現実を良く知る国際戦略家であればあるほど、実は望んでいる。日本が核と弾道ミサイルを持ち、極東に軍事バランスを齎す事を(http://blogs.yahoo.co.jp/deliciousicecoffee/3928745.html)。
 日本もイスラエルを見習い、秘密裏に核を持てばよい。NPTには安全保障上の理由から脱退を宣言すれば良かろう。それを誰が非難するか?、周辺国全てと領土問題を抱え、核と弾道ミサイルの脅威にさらされる無防備な国が核保有を宣言したとしても、多くの国は同情するだろう。その時、日本を批判する国があったとして、それは日本の敵なのだ。核保有イスラエルがイランの核開発を批判するように、批判は自国の都合により行われる。その批判に、平和への祈りや大義などは存在しない。ただ、怜悧な自国の都合と計算により、国際舞台で批判が繰り広げられるだけだ。
 国家が生存する為には、批判に耐える事も必要だ。
 イスラエルは批判に耐え、イランは批判に耐え、パキスタンも批判に耐えた。ロシア、中国、北朝鮮、韓国、アメリカ・・・いずれの国も、国際社会で様々な理由により多くの批判を受け続けるが、耐えている。批判を恐れて何もしない国は、いずれ生存する事さえ周辺国から認められなくなるに違いない。それほどまでに、国際社会は一方的な主張とエゴに満ちているのだ。
 我が国は、自国の生存の為に核武装し、そして批判に耐えれば、それでいい。
 



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