有害な配慮外交
日米共同の離島防衛訓練が日本の要請により中止された。これについて、アメリカのキャンベル国務次官補が日本の外務省に強い不快感示していた事がわかった。
『沖縄県の無人島で計画されていた自衛隊とアメリカ軍による離島防衛訓練が、日本の要請で中止されたことについて、先週来日したアメリカのキャンベル国務次官補が外務省幹部に、「理解しかねる」と強い不快感を示していたことがわかった。
日米両政府は11月、共同演習の一環として、初めて沖縄県の無人島で離島防衛訓練を行う計画だったが、沖縄県内の反発に加え、アメリカ軍兵士による女性暴行事件が起きたことなどを理由に、日本側の要請により、中止が決まった。
キャンベル次官補は、先週、外務省幹部との会談の中で、「日本が決めたなら、戻せとは言わないが、なぜ中止しないといけないのか理解しかねる」と強い不快感を示した。
外務省側は、中止の理由を「高度な政治判断」と説明し、尖閣諸島をめぐり、対立が激化している中国への配慮を示唆したということで、アメリカ外交筋は「中国をけん制するための訓練なのに、本末転倒だ」と疑問を投げかけている。（ＦＮＮ 11月1日）』（http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/fnn?a=20121101-00000578-fnn-pol）
これはキャンベルじゃなくても当然、変だと思うだろう。
自衛隊とアメリカ軍による離島防衛訓練が沖縄県の無人島で計画されていたと言うが、尖閣諸島で訓練を行う訳でも無いのだ。ここは尖閣諸島で日米共同訓練の実績を作っておいても良いくらいなのだ！、いや、むしろ尖閣に無理矢理にでもアメリカを引きずり込むくらいの工作をしないと、核や空母、原潜やステルス機も持たない日本は危うい！
それを何？、沖縄の島で普通に日米共同訓練するのを、中国を刺激するから「高度な政治判断」で中止！、日本政府は馬鹿なのか？・・・いや馬鹿だと言う事は分かっているが、その度合いが酷過ぎる！！！！
中国はバンバン攻撃訓練行っているじゃないか（http://d.hatena.ne.jp/NOFNOF/20120922/1348295821）。外交と言うのは冷徹な計算の下で互いのカードを出し合うカード・ゲームなのだ。今のところ核無し日本が中国に切れる最強のカードが米軍カードだ。それを、この時に切らずして、何の為に思いやり予算を払っている？、何の為に沖縄県民に苦労をお願いしているのだ！、米軍カードを使わないのであれば、日本は直ちに核武装して、米軍に出て行って貰おうじゃないか！、ところが、それもしない。日本政府はいったい何がしたいの？
永遠に米国様と中国様にペコペコしてたい・・・永遠の下僕にして下さい・・・永遠に奴隷で良いです。そう言う事なのか日本の外交は？
よく、日本の外交は女外交と言われる。荒くれ男の超大国グループの中で女性のように振る舞って、周辺国から優しくして貰おうと言う戦略。だけどさあ、それにしても、少しでも相手を怒らせたらダメという、生娘みたいな外交方針じゃ通用しないよ。女外交するにしてもさぁ、大阪のオバチャンみたいなずうずうしさが無いと、いいようにされちゃうよ。やはり核兵器を持って、日本は男らしい外交をするべきだ！
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