日本は中国の属領なのか?
人民日報が、憲法改正するな他、安倍総裁に3つの指示をしたようだ。
『中国共産党機関紙・人民日報は17日、日本の新首相が「靖国神社」「尖閣諸島」「憲法」の三つの問題に真剣に取り組むべきだとする社説を掲載した。
自民党の安倍総裁の名指しは避けているが、安倍氏に対し、靖国神社を参拝せず、尖閣諸島の公務員常駐や自衛隊を「国防軍」と位置づける憲法改正は行わないよう求める内容だ。
社説では、安倍氏が衆院選で検討項目に掲げた「尖閣諸島への公務員常駐」を念頭に、「尖閣の(実効)支配を強化する試みはうまくいかない」と指摘。集団的自衛権の行使容認や憲法改正についても、「平和憲法の放棄は日本の前途を危うくする」と反対した。社説は、これらは中国があいまいにできない「原則」だと強調した。(2012年12月17日 読売新聞)』(http://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin/2012/news/world/20121217-OYT1T01479.htm)
これはこれは。中国共産党の機関紙は、何を血迷っているのか?
日本は独立国家である。その主権国家に対して、何をしろとか、何をしてはいけないとか、片腹痛い。だが、恐らく媚中派の人間やマスコミは、こうした中国共産党が示唆する意向(指示)に配慮し、素直に聞き入れることが、摩擦を避け、良好な日中関係を築く事に繋がるのだ、と叫ぶことだろう。けれども、それはどんな主従関係なのだ?、日本が、国内問題を独自に決めてはいけないとすれば、日本は独立国とは言えない。日本の媚中勢力に従い、もしも中国共産党機関紙の言う通りにすることがあるなら、日本は中国の一地方のようではないか。
中国共産党から見ると、戦後日本というのは、中華人民共和国日本省のように見えるのかもしれない。それほどまでに、今まで日本は、中国との摩擦を避け、中国共産党の怒りを買わないようにして来たということなのだ。歴史問題で中国・韓国を怒らせたばかりに、首が飛んだ日本の大臣は数知れず。確かにそれでは、向こうから見たら、日本は何でも言う事を聞く一地方のように見える事だろう(靖国参拝を巡り「中国、韓国の許しを得たんですか? 得てないでしょ?」なんて、この国では政治家が真顔で言うからね)。
しかし、もうそんな時代じゃない。
人民日報が「靖国神社を参拝するな」と命ずるなら、日本の首相は意地でも靖国参拝しなければならない。人民日報が「尖閣公務員常駐するな」と命ずるなら、日本は紛争になっても尖閣に公務員常駐させなければならない。「憲法改正するな」と命ずるなら、日本人は血みどろになってでも憲法改正をしなければならない。
何故なら、日本は中国の属領ではないからだ。中国共産党の一切の意向(指示)を無視する、その意思をハッキリ明確にスパッと伝える必要がある。
ここは聖徳太子を思い起こすべきだ。「日出ずる処の天子、書を日没する処の天子に致す、恙無きや、云々」と、隋の皇帝に対し、堂々と日本が隋より格上である事を知らせる手紙を送り、隋の皇帝を激しく怒らせた古事を。日本は建国以来、中国の属領であった時代は無いのだから。
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