中国ケンタ、薬漬け鶏使用
『ケンタッキー・フライド・チキン(KFC)を展開する米外食大手ヤム・ブランズの中国法人は10日、成長を促すために同国内の養鶏場で成長促進剤や抗生物質を過剰投与されていた鶏肉の使用を事実上認め、検査が不適切だったと謝罪する声明を出した。11日付の中国各紙が伝えた。
KFCをめぐっては、2010〜11年、山東省の畜産業者を通じて調達した鶏肉から基準を上回る抗生物質が検出されたにもかかわらず、当局に報告しなかった疑いが持たれていた。
短文投稿サイト「微博」(ウェイボ)上に発表した声明では「検査結果を積極的に政府に報告しなかった」と対応に問題があったことを認め、安全管理をより厳格に行うとしている。
“薬漬け鶏”の問題は国営中央テレビなどが報道。KFCなどの大手チェーンも使用していたことから、消費者の間に波紋が広がっている。(2013.1.11 msn産経ニュース)』(http://sankei.jp.msn.com/economy/news/130111/biz13011117440021-n1.htm)
中国のケンタッキー・フライド・チキンで薬漬け鶏が使用されている事が発覚したという。
こういう記事を見ると、日本では大丈夫か?、と直ぐに思ってしまう。調べてみると、日本で流通している食用鶏肉の供給シェアは、2010年の時点で国産63%、中国産9%だという(http://lin.alic.go.jp/alic/month/domefore/2011/aug/wrepo01.htm)。
何と、一割程度が既に中国産鶏肉なのだ。産地が表示されているスーパーなどで食材を買う場合は良いが、外食などした場合には、中国産鶏肉を食わされている可能性もあるわけだ。
当ブログで何度も指摘しているが、中国本土での食品検査は本当にいいかげんだ(http://d.hatena.ne.jp/NOFNOF/20121210/1355141677)。向こうで合格したものを、日本で任意で再検査してみると不合格となることは頻繁にあるようだ。実際に向こうで検査しているのかも疑わしいのだ。
自己防衛には限界がある。農産物に関しては輸入自由化が進んでいるが、やはり危険な食品の流入を完全に阻止する体制を、日本国内で一刻も早く再構築するべきであろう。
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