チャイニーズ・ジャパンバッシング
上海神明電機で日本人幹部社員１０人が支那人工員らに軟禁されたという（http://deliciousicecoffee.blog28.fc2.com/blog-entry-4938.html）。中国で労働条件に不満を持った日系企業の労働者がストライキをするという事件は過去にも多発していた。しかし、今回のように日本人を軟禁するケースが大きく報道されたのは珍しく、様々存在するチャイニーズ・ジャパンバッシングのリスクが、また新たな局面を見せ始めたと言えるだろう。
チャイニーズ・ジャパンバッシングと言うのは当ブログの造語であるが、思い返せば、昨年９月、尖閣問題を切っ掛けとした中国全土に於ける大規模反日暴動が発生するよりも前、昨年７月の時点で、既にチャイニーズ・ジャパンバッシングの前哨戦と思われるような事件があった。中国江蘇省に展開した王子製紙工場に対する支那人数千人の抗議デモである。
『王子製紙が中国江蘇省の南通市に置いている工場の排水計画をめぐり、環境汚染や健康被害の懸念があると主張する地元住民らが２８日、排水管の建設中止などを求める抗議デモを始めた。数千人が参加しており、一部は地元政府庁舎に乱入するなど騒ぎが広がっている。
問題となっているのは長江（揚子江）下流に位置する南通市中心部の王子製紙の工場から、さらに海岸に近い約１００キロ離れた啓東地区に排水するためのパイプ施設。南通市が建設計画を打ち出したが住民らは強く反発。中国語版ツイッター「微博」やネットで、２８日から３０日まで３日間デモを行うと宣言していた。
啓東の当局は２６日、建設中断を発表、２７日にはデモに参加しないよう、住民側にさまざまな圧力をかけてきた。しかしデモ参加者らは、「建設の中断ではなく取り消しを求める」と態度を硬化させた。また、「微博」などでは、今回のデモを沖縄県の尖閣諸島（中国名・釣魚島）をめぐる中国の不満に重ね合わせ、「反日デモ」とみなしてネット上で批判をエスカレートさせる発言も増え始めた。（産経新聞 2012年7月28日）』（http://sankei.jp.msn.com/world/news/120728/chn12072809510001-n1.htm）
昨年の王子製紙のケースでは、王子製紙が中国側から要請され現地に合弁企業を作ったそうだ。しかし、リスクに関して事前に判断する事は幾らでも出来たはずであろう。今から考えれば、中国が王子製紙にターゲットを絞って合弁企業を持ちかけたのは、世界最先端の「製紙技術」を持つ技術と工場を、そっくり支那側が乗っ取る戦略だったからのようにも思われる。その後続報が無いが、どうなっているのだろうか？（http://sankei.jp.msn.com/world/news/130107/chn13010720590006-n1.htm）、恥ずかしくて発表も出来ない事態になっているのではないだろうか？
そもそも、日本企業は中国へ出るべきではなかったのだ。中国では私有財産に制限があり、ビジネスに関する法律の運用も曖昧だ。中国政府や中国共産党幹部の方針により、工場の運営が制限されたり、従業員の賃金が上昇させられたり、施設を接収されたり・・・あまりにもリスクが大きすぎる。その上、何よりも熱烈な反日国家なのだ。
こんな国に対して、日本は無償援助やら技術支援をこそこそ行っており、文部省の中国人留学生支援や経済産業省の中国環境支援等、当たり障りの少ない形での中国援助も色々存在しているのだ（http://aoki.trycomp.com/2012/01/post-356.html http://blogs.yahoo.co.jp/tatsuya11147/43742975.html）。だが、昨年以来、中国で燃え上がるチャイニーズ・ジャパンバッシングの火は、燎原の火のように、わらわらと今も燃え続けている事が、今回の日本人軟禁事件でハッキリした。
如何なる手段を使ってもいい。中国に進出した日本企業は、一刻も早く逃げ出すべきだ。いずれは、中国共産党独裁体制擁護のために人民の怒りの標的にされ、日本が投資したものは全て灰塵に帰すであろう。中国共産党は、その為に反日精神を醸成し続けているのだ。日本人はかつて夢を抱き、大陸に渡った。しかし、結局手ぶらで帰って来る事になった。命を失った者さえ珍しくなかった（http://www.destroy-china.jp/index55j.htm）。今起きている事も、抗う事の出来ない時代の流れなのである。今後、反日国の中国とは断交し、勿論、反日精神に満ち溢れた中国人の受け入れも停止すべきなのは、言うまでも無い事だ。
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