支那を追い詰めろ!



 中国が射撃用レーダー照射事件に関し、日本の捏造だとして認めない事に関し、政府は、レーダー情報の開示を検討していると言う。
『中国海軍艦艇による海上自衛隊護衛艦への火器管制レーダーの照射に関し、日本政府は護衛艦が捕捉した電波データや撮影した画像などの一部開示に向け、検討に入った。中国政府が日本側の発表を「完全な捏造(ねつぞう)」と全面否定したことを受け、レーダー照射の事実を裏付ける証拠を国際社会に示す必要があると判断した。
 小野寺五典防衛相は9日午前の読売テレビ番組で「安全保障の機密にも関わる。どこまで表に出していいものかは政府部内で今、検討している」と述べた。防衛省内には「自衛隊の解析能力を相手に教えることになる」として開示に否定的な意見が強い。このため政府は、中国側の今後の出方も見極めながら、外務・防衛両省を中心に、公開できる情報の範囲を慎重に検討する方針だ。
 中国側は、軍艦が照射したのは通常の監視レーダーで、射撃用の火器管制レーダーではないと主張している。防衛相は「通常のレーダーはくるくると回るが、火気管制レーダーは(目標の)船をずっと追っていく」と指摘。今回の事案について「目視でも映像でも、そのような使い方をしているし、火器管制レーダーがその船のどこに付いているか全て把握している」と強調した。
 一方、防衛相は東シナ海での中国の動向に関し、「(レーダー照射を)公表した5日以降、尖閣(諸島)周辺の中国公船の動きは収まっている」と述べ、中国軍などの日本に対する挑発行為が沈静化していることを明らかにした。(時事通信 2月9日)』(http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130209-00000040-jij-pol

 中国が認めない以上、この問題に関して日本は国際社会に訴え続ける必要がある。昨日も書いたが、そうしないと中国の宣伝通り日本がデタラメを言ったと世界が思ってしまうからだ(http://d.hatena.ne.jp/NOFNOF/20130208/1360339717)。
 日本人が思っている程、世界の人は日本人を分かっていない。日本文化を理解しない外国人の中には、本音とタテマエが同居する日本社会を見て、日本人は正直で無いという印象を持っている人も多い。
 また、ルーズベルトによる真珠湾攻撃の悪宣伝により、日本人は騙し討ちをする民族であるというイメージも世界の人々に刷り込まれている。そして最近では中韓南京事件慰安婦の嘘宣伝が効果を上げ、日本人は真実を認めない民族という印象も作り上げられてしまった。

 日本人ほど正直な民族はいないと思うが、上手に反論できない控え目な日本人の態度が災いし、全く逆のレッテルが貼られているのである。独りよがりに、日本の主張だけが簡単に世界に通ると思ってはならない。
 だからハッキリした証拠を示して世界を納得させないといけないが、問題なのは、それにより防衛機密がバレる事である。旧ソ連大韓航空機撃墜事件の時、日本の陸上幕僚監部調査第2部別室はソ連機の無線を傍受していた。しかし、それを公開すると、日本の通信傍受能力がバレる。日本は公式には公開をしなかったが、そのテープは非公式にアメリカに渡り、ソ連に事件を認めさせる決定的な証拠となった(http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A7%E9%9F%93%E8%88%AA%E7%A9%BA%E6%A9%9F%E6%92%83%E5%A2%9C%E4%BA%8B%E4%BB%B6)。
 今の日本にもう少し影響力があれば、イラク戦争の時、ブッシュが大量破壊兵器の証拠(本当は無かったのだが・・・)を同盟国の首脳だけに見せてイラクを追求したようなやり方もできただろう。だが冷静に見て、今の日本にアメリカやイギリスを動かして中国と対立させる力は無い。日本は問題が激化しても、自分で尻ぬぐい出来る力を持っていない事を彼らに見抜かれている。
 日本が中国を怒らせ、中国が日本を攻撃した場合、日米安保によりアメリカの立場も難しくなる。それを分かっているから、アメリカは本音では日中対立を望んでいない。もし日本が、アメリカに庇護されていない状況であれば、アメリカも、もう少し気楽に日本の応援をしてくれるだろう。日中対立が激化しても、日米安保がなければ、いつでも手を切れるからだ。今のように日本が核武装しておらず、日米安保がなければ日本が自分で身を守れない状況だと、中国とも仲良くしたいアメリカとしては、日米安保のせいで気軽に日本を応援できないのである。
 日本がアメリカを動かす為に、得意の札びらを切って見せようとしても、アメリカからすれば、そんなものは日本に圧力をかければ取りだせる事が、今までの日米対立の経験でバレている。だから最早、日本からの経済的な働きかけでアメリカは動かない。アメリカは気が向いた時に日本をデートに誘う事ができるが、日本の気が向いた時にアメリカをデートに誘う事はできない。今のアメリカにとっては、中国経済の方が遥かに魅力だから。
 従って、今、必要となるのが日本の軍事的自立なのである。
 アメリカの負担を軽くし日本を応援して貰えるように、日本は自分で紛争の尻ぬぐいができるくらいの核大国になる努力が必要なのである。



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