黙秘の殺人女に死刑、鳥取連続不審死事件



 黙秘を貫いた鳥取連続不審死事件の犯人に、裁判員が死刑判決を下した。
『「人一人の運命を決定しないといけないのは、本当に重い」−。裁判員の在任期間が75日間と過去2番目の長さだった鳥取連続不審死事件の裁判員裁判が4日、全日程を終え、裁判員と補充裁判員の任を解かれた経験者10人全員が記者会見に臨んだ。重責から解放され、一様に安堵(あんど)の表情を浮かべた一方で、重い刑を下したという負担をうかがわせた。
 2件の強盗殺人について、検察側が死刑求刑、弁護側は無罪主張と対立。殺害を直接結び付ける証拠はなく、加えて被告は検察側の被告人質問に黙秘を貫いた。
 「黙秘にはびっくりしたが、そのことでみんながいろいろな意見を交わすことができた」と補充裁判員を務めた女性。公判全日程で誰一人欠けることもなく、米子市の男性は「10人で力を合わせてやってきた。判決も自信を持っている」と胸を張った。
 一方で、被告の人生を決定付ける判断に「つらかった」とも語った。会見中、言葉を詰まらせ、涙ぐむ姿もあり、「全員が葛藤してきた」と胸の内を語る補充裁判員だった会社員の女性。同じく補充裁判員だった20代の女性は「その判断を決めた責任を今後も持たないといけない」とかみしめた。
 被告が肉声を発したのは、初公判の罪状認否と最終意見陳述での「私はやっていません」のみ。40代の男性は「自分がやっていないというなら、その根拠を言ってほしかった」と振り返り、米子市の男性は「無実なら黙秘は駄目だ」と話した。(2012年12月05日 日本海新聞)』(http://www.nnn.co.jp/news/121205/20121205010.html

 昨年末の記事だが、TBSの報道特集で死刑反対を誘導するかのような番組を放送していたので、あえて取り上げてみた。
 鳥取連続不審死事件とは、2009年に鳥取県内で相次いで男性3人の変死体が見つかり、いずれの遺体からも睡眠導入剤が検出された事件である。死亡した3人の男性は、鳥取市内の元スナックホステスの女と接触があり、男性達の死亡の経緯に不自然な点があることから、女を強盗殺人容疑で逮捕、起訴したものである(http://www.geocities.jp/masakari5910/citizen_judge_death_penalty07.html)。
 日本では、どうも黙秘をすれば罪を逃れられると思っている犯罪者が多い印象がある。どうやって自白させるかを売り物にした、一昔前のテレビドラマの影響なのかもしれない。
 だが日本の裁判は、基本的に書面主義により行われる。取り調べの過程で書面になっていない証拠は、存在しないのと同じだから、審理の対象にすらならない。まして裁判の被告人質問でも被告(犯人)側が黙秘を貫くなら、出てくる主張は検察側の主張のみということになる。
 被告が黙秘するなら、何の反証もしないという事だから、検察側の主張を全部認め、丸呑みしたという事になる。つまり、黙秘して罪を逃れられるなどあり得ない。むしろ、何の反論も無く、真実の解明にも協力しない事で情状酌量の余地も無くなり、黙秘犯の罪は重くなる。
 まあ、3人も殺して死刑にならないのはおかしいから、この犯人も覚悟の上なのかもしれないが、「私はやっていません」と言うのなら、何故その主張が成り立つのか、根拠を説明しなければならない。黙秘して犯人が得る物は何も無いのである。
 裁判員裁判制度には、私はあまり賛成では無いのだが、馬鹿な裁判官が滅茶苦茶な審理をするよりは良いのかも知れない。この事件の裁判員にとって、重い裁判だったろうが、彼らは正しい判決を下したのだ。



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