北朝鮮は核弾頭搭載ノドンを保有している



 北朝鮮の核・ミサイル問題に詳しい専門家によると、北朝鮮はすでにノドンミサイル(射程1000キロ)に搭載できる核弾頭を保有しているらしい。
『(記事抜粋)北朝鮮の核・ミサイル問題に詳しい米コロンビア大学東アジア研究所のジョエル・ウィット上級調査研究員は6日、ロンドンの英シンクタンク、国際戦略研究所(IISS)で講演した後、筆者の質問に応え、「北朝鮮はすでに日本の一部を射程に収める中距離弾道ミサイル・ノドン(射程1000キロ)に搭載できる核弾頭を保有している」と明言した。(中略)ミサイル防衛(MD)は役に立たないのでは」という筆者の疑問に「まさに、そこが問題だ」と日米が誇るMDの傘にすでに穴が開いていることを認めた。(中略)
 ウィット氏はIISSでの講演で、北朝鮮がミサイル基地に大型の燃料タンクを建設しており、完成すれば、現在、発射できるミサイルの3〜4倍大きなミサイルを発射できるようになると指摘した。最悪の想定では、北朝鮮は2016年までに50個の核兵器保有しているという。(中略)
 ウィット氏の分析が間違っていなければ、韓国や日本はすでに北朝鮮の核・ミサイルの射程内にとらえられており、日本が頼みにするMDも、北朝鮮が約200基配備するノドンの前には、すぐに破れる障子紙に等しくなる。(以下略)(2013年02月07日 BLOGOS)』(http://blogos.com/article/55723/

 記事の伝える専門家の見解にどの程度の信憑性があるか不明だが、伝えるところが事実なら、日本の安全保障にとって深刻な事態が生じているということだ。仮に事実で無くても、今の北朝鮮の意思が変わらなければ、いずれ事実になる。
 即ちロシア、中国に続き、北朝鮮の核ミサイルの射程内にまで、日本は収められてしまったのである。この状況から考えれば、日本も最早、核を持つか持たないか、などという議論をしている段階は過ぎている様な気がする。
 持つ事を前提にして、どの程度の射程の核を持つかという議論をすべき段階に入っているのだ。
 核弾頭搭載ノドンの存在を示唆する情報があるにも関わらず、米国がノドンに関して何も言わないのは、それが直接米国の脅威にはならないからである。ここから考えれば、短・中距離核ミサイルを日本が保有したとしても、周辺国からの反発は最低限で済む可能性がある。
 更には、今話題とされるのは北朝鮮が何時、3度目の核実験をするかという事だが、国際社会には核実験をしなければ、見逃すという風潮もある気がする。
 核実験というのは、力を示すパフォーマンスであり、一種の軍事活動という意味合いが国際社会にあるのであろう。であるならば、公開核実験をせず(秘密核実験、若しくは核実験シミュレーションのみで)に粛々と核弾頭を秘密裏に製造、保有するという作業にとどめるならば、国際社会の反発を最低限に出来るかも知れない(http://d.hatena.ne.jp/NOFNOF/20121016/1350388381)。
 戦後日本を冷静に分析すれば、極めて臆病で気の小さい国家であり、指導者も国際問題が発生した時に責任を取りたがらない傾向がある。だから、国際的に問題を引き起こす意思決定は、日本の政治指導部では殆ど行われない。
 であるならば、まず日本の核武装の最初の取りかかりは、国際社会にバレないように、秘密裏に行われればよい。そして、しかるべき時が来たら公開するという前提で進めるのである。そうすれば、問題は先送りされ、決断を下した政治指導部と官僚機構の責任は最低限に抑えられるだろう。核密約問題のように(http://www.nikkei.com/article/DGXDZO04207910X10C10A3FF1000/)、公開される頃は責任者は引退しているか、鬼籍に入っているという事で済まされるからだ。
 日本の安全保障はギリギリの段階である。関係者には、秘密核保有という選択も含め、真剣に検討して欲しい。日本の核武装を真剣に考えない政治指導者は、後世、愚か者として歴史に名を刻む事になるだろう。



<1/72 アメリカ海軍 無人爆撃機 X-47B    プラモ>



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