ウォン硬貨詐欺に注意



 北国新聞によれば、石川県で500円硬貨と500ウォン硬貨を取り違う事件が多く発生しているという。
『近江町市場で先月末、女性客から「釣り銭の中に韓国の五百ウォン硬貨が交ざっていた」と同商店街振興組合に通報があった。五百ウォン硬貨、百ウォン硬貨は日本の五百円玉、百円玉と見た目や重さが似ているが、貨幣価値は10分の1程度。近江町では昨年も店の売上金からウォン硬貨が見つかるケースが3件あり、組合はウォンを間違えて受け取らないよう注意を呼び掛けている。
 組合によると、女性客から連絡があったのは先月30日で、どの店でウォン硬貨を受け取ったかは覚えていなかった。組合も店舗を特定できなかったため、女性に事情を説明して納得してもらったという。
 組合はウォン硬貨の混入について、別の客が五百円玉と勘違いして使った五百ウォン硬貨を、店側が気付かず釣り銭として渡した可能性があるとして、故意ではなく、犯罪性は低いとみている。
 為替レートでは100ウォン=8.79円(9日現在)で500ウォンは43.95円。組合は故意ではないとはいえ、店や客にとっては損失になるため、今月5日に各店舗の代表者約20人が出席した販売促進委員会で注意を呼び掛けた。
 昨年は、飲食店の売上金などに百ウォン硬貨も交ざっていた。倉田保秀事務長は、2011年以前にウォン硬貨の混入はなかったとし、「韓国を訪問する住民が増えたのではないか」と推測。その上で「特別な対策はないが、間違って受け取らないよう、組合員であらためて気を付けたい」と話した。(2月10日 北国新聞)』(http://www.hokkoku.co.jp/subpage/H20130210102.htm

 500ウォン硬貨と言えば、変造して500円硬貨と重さを同じにして自動販売機を誤作動させ、釣銭をだまし取るという事件が、以前に多発した事を記憶している人も多いだろう(http://www.bekkoame.ne.jp/~muraoka/shihei_f.html)。
 記事になっているのは、変造ではなく、500円硬貨の代わりに500ウォン硬貨が使用され店の人に500円硬貨として誤認されてしまうという事件である。薄暗い露店や市場、人の多いところで混雑している時に使用されたりしたら、気が付かない事もあるのだろう。
 北国新聞では、これは間違ったのではないかという善意的な解釈をしているが、私は、意図的に行われている詐欺ではないかと思う。
 詐欺だとすれば、これは悪質かつ巧妙だ。何故なら、犯罪として捕まる可能性が低いからだ。500ウォン硬貨を使ったとして、店員が気が付いたとしても、間違えましたと謝れば済むケースが殆どだろう。変造硬貨を使う訳でもないし、贋金でも無いから、所持している事に犯罪性は生じない。
 使用する方は、その点を利用し、騙そうという意図を持って使用している可能性があり、差額を利益としてせしめているのだ。
 韓国のウォン硬貨は、どれも日本円に似ており、100円と100ウォン、10円と10ウォンが取り違えられる被害もあるようだ(http://q.hatena.ne.jp/1315488273 http://homepage1.nifty.com/tmaraiza45486245/txt/Kakinokoshi/jihanki.htm)。こうした事は、全国的に良くある話らしい。
 韓国は、何故、このように日本の硬貨と紛らわしい硬貨を鋳造しているのか?、しかも、価値が10倍くらい違い、間違えた場合に日本側が大きく損害を受けるようになっている所が腹立たしいではないか。もしや、誤用や悪用によって得られる経済効果まで計算した上、似た物を作っているのでは・・・という事まで考えてしまう(http://kankokukankei.jugem.jp/?eid=209)。
 あまりに似すぎた円とウォンの硬貨、韓国の嫌がらせのようにも感じる。露店などで買い物をして釣銭を貰った時には、ウォンが混じっていないか、よく確認した方がいいかも知れない。



<近代世界コインのカタログ 第14版     日本語版>



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