IOCは、おかしい



 オリンピック、サッカーで政治宣伝を行い、処分が検討されていた韓国選手に対し、予想された厳罰は下されないまま、メダルが授与される事に決まった。
『IOCが保留していた朴選手へのメダル授与を決めた。IOC側の説明がないが、明らかに政治的宣伝活動を行ったにもかかわらず、メダル剥奪などの厳罰に踏み込まなかった裁定には、今後、同様の行為を呼び起こしかねないとの指摘もあり、物議を醸すことになりそうだ。
 朴選手らは11日に行われたIOCの規律委員会に出席するなどし、一連の行動は、計画的なものではなく、偶発的な行動だったと訴えたものとみられる。チームメートは朴選手をたしなめるどころか、一緒にグラウンドをウイニングラン。チームパフォーマンスと取られる可能性さえ否定できない行動だった。
 銅メダルを獲得した直後で興奮もしていただろう。政治的宣伝活動を禁じる規則への認識が甘かったのかもしれない。だが、結果的にスポーツを政治利用したとみられても仕方がなく、ふに落ちない面はある。
 そもそも、韓国協会が五輪直後に、自ら処分を下すべきだった。しかし、処分どころか、フル代表に選出。一方でFIFAやIOCに寛大な処分を求めるよう働きかけた。世界的に不適切な言動については厳しい処分を下している。その流れに逆行していると言わざるを得ない。朴選手はこれまでも「計画的、意図的な行為ではなかった」と弁明したようだが、結果的に日本の人たちに不快な思いをさせたことに変わりはない。五輪から半年にもなるのに、まだ、朴選手が公式に謝罪の言葉を発していないのは残念である。(産経新聞 2月13日)』(http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130213-00000093-san-socc

 これは明らかにおかしい!
 朴鍾佑の行った竹島の領有権を主張するパフォーマンスは、明らかな政治活動に該当し、オリンピック憲章に違反する。
 このニュースと同時に、オリンピックの競技種目からレスリングが外される事が報じられたが、いずれも背景には、韓国のロビー活動が絡んでいると見られている(http://u1sokuhou.ldblog.jp/archives/50393769.html)。
 オリンピックに関しては、招致合戦を巡るロビー活動の激しさが有名だが、それ以外の事柄も、ロビー活動が影響するようだ。しかし、それでは、公正さを重視するスポーツ精神から、あまりにもかけ離れていないか?
 日頃、国際政治は、どろどろと腹黒いものだから、腹黒い事が出来ない日本人の外交はダメだと批判している私であるが、スポーツの分野に対して、そういう批判はしたくない。
 スポーツが国威発揚の場とされ、国際政治の道具に利用される事はある。それには特に問題を感じない。だが、そのスポーツを取り仕切る団体が、国際的な利害に、露骨に左右される組織であるのは、おかしいと言わねばなるまい。
 何故なら、スポーツ自体は政治では無いのである。
 それはフェアな精神で運営されなければ、スポーツ自体が成り立たない。日本の外務省は、いつもスポーツに外交が関与するべきではないという大人しい態度を取る。確かに、世界の全ての国々がまともなら、それは正しい態度だろう。
 だが、どこかの国のように八百長をさせろと圧力をかける国もある。であれば、IOCの様な歪んだ組織を公正な組織にすべく、日本は、持てる外交力を最大限に行使すべきではないか。そういう仕事に、日本の外務省は、もっともっと積極的に取り組むべきではないだろうか。



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