隕石兵器攻撃だ!、とジリノフスキー



 ロシア自由民主党のウラジーミル・ジリノフスキー党首によると、チェリャビンスクの隕石は自然の隕石ではなく、米国による兵器実験だそうだ。
『常軌を逸した発言で知られるジリノフスキー氏が記者らに語ったところによれば、「これは隕石の落下ではない。米国による新兵器実験だ。米国のジョン・ケリー国務長官は月曜日にこのことを警告するためにセルゲイ・ラヴロフ外相に連絡しようとしたが、ラヴロフ外相は外国訪問中だった。警告というのはつまり、挑発行為が行われるということで、それがロシアにも関係する恐れがあるということだ。」という。
 ジリノフスキー氏によれば、宇宙というのは宇宙であり、自らの法則を持っているという。「そこでは何も落ちることはない。落ちるというのは、それは人間がそうするのだ。人間は戦争の火付け役であり、挑発者だ。」と語っている。
 これより先、米国務省は、ジョン・ケリー長官が3日間もセルゲイ・ラヴロフ外相と連絡が取れない状態だとの声明を表していた。ラヴロフ外相は現在、アフリカ歴訪中。国務省によれば、北朝鮮情勢およびシリア情勢について協議したかったのだという。ロシア外務省は2月12日、ワシントンから緊急電話会談の照会を受けていたが、ラヴロフ外相がアフリカ歴訪中で多忙なため、不可能だと判断した。それは米国側に伝えられたという。(2013/2/15 ロシアの声)』(http://japanese.ruvr.ru/2013_02_15/104906389/

 ロシアのハマコー?、ジリノフスキー。こういう大言壮語を言うオッサン、嫌いでは無い。けれども、ジリノフスキーの話に根拠を持たせるアメリカの怪しい動きがある。
 アメリカは昨年末、軍用無人シャトル「X−37B」を打ち上げ、極秘ミッションを行っている事を公開している(http://sankei.jp.msn.com/science/news/121212/scn12121208190001-n1.htm)。このX−37B、数ヶ月間、宇宙に滞空してミッションを遂行する事ができるのだ(http://news.guideme.jp/kiji/63d907e405cf35adbdb9574ac3fe111c)。
 ジリノフスキーは、こうした情報を元に、アメリカが、隕石兵器の実験を、自然災害に偽装してロシアに対して行ったと疑っているのだ。
 隕石兵器と言えば、思い出すのはアメリカが開発中のコンベンショナルストライクミサイル(CSM http://d.hatena.ne.jp/NOFNOF/20111029/1319889409)である。CSMについては、石原慎太郎が度々語っており、この前の予算委員会でも触れていたので、ご存知の方も多いであろう(http://blog.goo.ne.jp/frank_jyo/e/9bdf1f6f71ffc98ccebcd167bcb619b3)。
 ただ、ロシアの報道を見ると、隕石落下の痕跡を示すクレーターが確認されている。CSMだとすれば、アメリカが、そのような極秘兵器の痕跡を、ロシアの手にみすみす渡すとは思えない。
 アメリカは、時々とんでもない陰謀を実行することがあるので、可能性ゼロとは言えない。けれども今回は、自然災害と考えるのが、一番自然ではないか。



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