中国の教科書は嘘っぱち



 以下は中国発、レコードチャイナの記事。
『2013年2月14日、日中は歴史問題や領土問題など、様々な問題を抱えており、これらの問題は両国の教科書にも波及している。2012年の9月には中国の人民教育出版社が中学2年生向けの地理の教科書を改訂し、地図上で日中両国が領有権を主張している尖閣諸島を中国の領土と明記したと法制晩報が伝えている。
 ネット著名人・羅永浩(ルゥオ・ヨンハオ)氏は、「中国で日本の教科書を批判している人の多くは中国語訳された日本の教科書を見たことがないはずだ。日本の教科書で最もひどいものは、市場シェアが1%に満たない出版社のものだが、それでも回避されている史実はごく一部で、表現も温和なものになっている。事実に基づいていない本当にひどい教科書は、中国でしか見たことがない。1人の中国人として、真実に近い中国史を英国人が編集した出版物でしか確認できないなど、私たちの世代に共通する悲劇だ」と語った。(2013年2月14日 レコードチャイナ)』(http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=69415

 羅永浩なる人物が如何なる人物かわからないが、これは支那人自身が中国の教科書が出鱈目だと述べた面白い記事だ。ただ、この記事をもって、支那人は自国の教科書が出鱈目であると知っていると判断してはならない。恐らく日本向けに書かれたこの記事は、宣伝的なもので、支那人にも冷静な階層が存在するという印象を、日本人に与える目的で書かれているだろうからだ。
 それでもこの記事は、支那人と論争する時に「あんたの国の人も、中国の教科書は出鱈目だと言っている」と主張する材料にはなる。そういう意味で、面白い記事だと思ったのである。
 私の印象では、中国のエリート層は、国民に出鱈目を教えている事を知っている。それは共産主義の本質に関わることなのだ。共産主義は、一握りのエリートが無知な民衆を指導する事により初めて成立する体制である。如何に統制するか、それが、レーニン以来の共産主義の一番の課題だ(因みに、日本のマスコミや官僚も、この思想に少し汚染されている)。
 しかし、曲がりなりにも近代国家を目指し、学校を建て、教育を普及させれば、無知な民衆は自然と減って行く。無知な民衆が減れば、「エリートによる無知な民衆の支配」という共産主義の根本の構造が壊れてしまう。それが問題なのだ。体制の危機である。では、どうするのか?
 民衆には出鱈目を教えるのである。
 そうやって、エリートと民衆の間に、情報の格差を作り出す。こうする事で、民衆は、いくら学校で学んでも無知なままに保つ事ができる。なんとなれば、学校で学ぶ肝心な事は、全部出鱈目だから。いくら学んでも本当の事は何も知らない(エリートの集まる組織でだけ、真実が教えられる)。そうやって、読み書きや計算は出来ても、本当の事は知らない無知な民衆を維持できる。
 民という字は、目に針を刺した様子を図案化したものだと言われる。古代中国では、目に針を刺し、盲目にした人を奴隷として使役したそうだ。人民とは、真実を見えなくされた奴隷である。
 一方で、韓国の教科書も出鱈目だ。
 だが韓国の場合は、中国と事情が違っている。エリートまで出鱈目に汚染されているのだ。国を指導するエリートが嘘を信じ込んでおり、世界の方が間違っていると本当に思っている。
 こう言って良いと思うが(ステレオタイプな見方をすれば)、支那人が狡猾な民族だとすれば、朝鮮人は本当の馬鹿、馬鹿民族である。国民もエリートも本当の事を知らないのが朝鮮人。それを教えようにも、聞く耳を持たない。
 どうしようもない。



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