昭和24年、謎の今市大地震



 昨日、栃木県北部で震度5強地震があった。
『25日午後4時23分ごろ、栃木県北部を震源とする地震があり、日光市震度5強那須塩原市福島県檜枝岐村群馬県沼田市片品村で震度4を観測した。総務省消防庁によると、負傷者はいなかった。発生から11分後の午後4時34分や午後10時ごろに、日光市で震度4を観測する余震が起きており、気象庁が引き続き注意を呼びかけている。
 気象庁によると、震源の深さは約10キロ。地震の規模はマグニチュード(M)6・2と推定される。永井章・地震津波監視課長は「東日本大震災に誘発された可能性がある」とみている。
 栃木県消防防災課と日光市災害警戒本部などによると、市内の川俣温泉や女夫淵温泉では建物にひびが入ったり、壁が崩れたりした。道路も両温泉のある奥鬼怒温泉郷を通る道で、雪崩が相次ぎ、奥鬼怒温泉郷の宿泊客ら33人が足止め状態になった。除雪には26日の午前中いっぱいかかるという。
 震源に近い日光市湯元の温泉街では、ホテルの水道管が外れてロビーが水浸しになったり壁にひびが入ったりした。旅館を営む伊藤誠さん(62)は「縦に突き上げるように揺れた。このところ揺れが多くて心配していた」と話した。
 原子力規制委員会東京電力柏崎刈羽新潟県)、福島第一、福島第二(福島県)、日本原子力発電東海第二(茨城県)の各原発からは「異常なし」との報告を受けたとしている。(2013年2月26日 朝日新聞デジタル)』(http://www.asahi.com/national/update/0225/TKY201302250189.html

 今回の栃木県北部の地震、報道によれば東日本大震災による誘発地震とのことだ。栃木県北部を震源とする地震は珍しい。調べてみたが、記録によると、今回の震源となった栃木県北部には「今市地震」という謎の地震の記録が残っている。
 まだ戦後直ぐの昭和24年、12月26日、栃木県北部でM6.2とM6.4というほぼ同規模の地震が、8分の間隔を置いて続けて発生した。今市市(現在は合併して日光市)付近では震度6相当の揺れが生じ、栃木県内で死者10名の被害を生じた。
 ところが、それ程の地震であるにも関わらず、未だに地震の原因がはっきりしていないという。地震の数日〜数ヶ月前に地鳴りがあったそうなのだが、付近に活断層は無く、また火山性の地震でも無いという。だが地震により、山が隣の山まで丸ごとズレたという現象まであったそうだ(http://sky.ap.teacup.com/c_hitorigoto/876.html)。
 当時は、まだ米軍占領下、朝鮮戦争が起きる半年前。陰謀話も好きな私としては、そういう状況下で「謎の地震」とか聞くと、占領軍が日本の山奥で秘密の地下核実験(http://d.hatena.ne.jp/NOFNOF/20111216/1324037831)でもしていたのか?、とか色々妄想してしまうのだが・・・。
 日光市の記録によると、昭和20年10月17日、日光東照宮近くの金谷ホテルを占領軍が接収し、昭和21年4月21日には、アメリカ第8軍司令官アイケルバーガー中将が訪れたという(http://www.saturn.dti.ne.jp/anonyme/nikko/table/t_06.html)。
 まあ、地下核実験・・・は冗談として、地震にはまだ不明な点も多く、正確な予知・予測もままならない状況だ(人工地震派は、相変わらず今回の地震地震兵器による人工地震だと騒いでいるけど http://d.hatena.ne.jp/rebel00/20130226/1361845205 http://kinnikuking.blog81.fc2.com/blog-entry-1015.html)。
 先日は、箱根山噴火説(http://d.hatena.ne.jp/NOFNOF/20130218/1361178913)についてもお伝えしたが、いつどこで大規模災害が起きるか分からない。非常時に備えた準備だけは、しておいた方が良さそうだ。




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