意味不明TPP参加、自動車で譲歩



 日本政府がTPPに関する事前協議で、アメリカが輸入車にかけている関税については、そのまま維持することで日本が譲歩したという。

『政府は、環太平洋経済連携協定(TPP)への交渉参加について、米国が日本からの輸入車にかけている関税を当面維持することを受け入れる方針を固めた。日本の交渉参加にとって最大の懸案だった自動車で譲歩することで、安倍晋三首相によるTPP交渉参加表明へ大きく前進する。
 米国は現在、輸入乗用車に2・5%、トラックに25%の関税をかけている。TPPは「関税の原則撤廃」が前提だが、TPPに日本が入れば、日本車の輸入が増えるという懸念が米自動車業界に根強い。このため、米側は今年1月に、自動車の輸入関税を当面維持する意向を茂木敏充経済産業相に伝えていた。(朝日新聞デジタル 3月5日)』(http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130305-00000036-asahi-ind

 アメリカでは自動車業界が、日本から安い日本車が入って来るようになるとして、TPPの推進に反対していた。
 その懸念を日本側が取り除いてやり、アメリカの自動車業界がTPPに反対しないようにしてあげたという話。
 何これ、訳分かんないよ。安倍ちゃんが、オバマを助けてあげたってことか?国益無視だろ。
 そもそも、日本にとってのTPP参加の意味って、自動車が関税なしで輸出できる事くらいだっただろ。それで、現地生産で無くても国内の工場から輸出できるから、日本の雇用確保に繋がるとか、そういう話だったじゃん。
 その前提が既にくずれてるだろ!
 で、それでもTPP参加する意味ってなんなのさ。もうだんだん本末転倒な話になってるな。
 自動車の関税って、日本が切れる最大のカードじゃねーの。それ、切っちゃってどーすんだよ。日本、馬鹿じゃねーの。
 交換条件は何?、日本は何を得たの?、これって日本側にメリットがある話じゃないよね。私の理解がおかしいのかな・・・何で、日本が得したみたいな記事の書き方になってんの?、トヨタの社長はTPPに反対しろよ、メリット無くなったぞ!
 何だか意味不明だよ。不思議の国のアリス状態だね。もう日本終わってる。この分だと、言語の英語化とか、移民推進とか、法制度の統一、アメリカ弁護士受け入れとか、TPPによる日本完全植民地化の噂も真実めいてくる(http://politiceconomy.blog28.fc2.com/blog-entry-2190.html)。
 この国は、アメリカに言われた事しかやれないのか!




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