言いたい放題の中国



 尖閣監視強化は日本への対抗であるとの認識を、支那の報道官が会見で示した。
『5日に開幕する中国の全国人民代表大会全人代、国会に相当)の報道官に就任した傅瑩外務次官は4日の会見で、尖閣諸島の問題をめぐる日本との対立について「贈り物をもらったら、お返ししなければ失礼だ」と語り、中国の監視船などが活動を強化しているのは、日本政府の尖閣諸島国有化などへの対抗手段との考えを示した。
 日本の記者が「中国の外交はさらに強硬になるのか」と質問。傅報道官は「あなたが質問した時、中国の記者がみな笑ったことに気づいたか」と述べ、中国ではもっと強硬手段に出るべきだという声が多いことを強調。「日本の指導者たちがこうした中国人の考え方を理解しているのかを知りたい」と話した。
 2013年の国防予算案については「(全人代の)議案の一つで、国全体の予算案のなかに含まれている」と述べるにとどめ、全人代開幕前に国防予算案を公表する前例を改めた。傅氏は、昨年までの李肇星・元外相に代わり、初の女性として7代目の報道官に就任。傅氏は外務次官としてアジア地区や海洋問題などを管轄している。(2013年3月5日 朝日新聞)』(http://www.asahi.com/international/update/0305/TKY201303040414.html

 もともと支那の領土でも何でも無いとこに出てきて、監視もクソも無いだろ。腹立つね。
「贈り物をもらったら、お返ししなければ失礼だ」良くこんな事言えるよ。そして日本の記者の質問に「あなたが質問した時、中国の記者がみな笑ったことに気づいたか」と嘲る。
 だが、こういう会見を国際社会はどう見るか?、日本の対応に動じない支那の姿勢は、余裕すら感じさせるだろう。
 一方、日本の官房長官などが「贈り物をもらったら、お返ししなければ失礼だ」みたいな刺激的なことを全く言わないのは何故だ?、日本ではせいぜいが「遺憾に思います」とか、「慎重に対応を検討したい」とか、そんなんばっかりだ。国際社会から見たら、腰が引けてるよ。
 つまり、国際世論戦に於いて、日本は既に負けてるように見える。
 外交に於いては、負けそうな方に、なかなか応援て集まらないんだよね。と言うのも、外野で見ている連中は、当事者ほど事実関係を知らない。日本人以外は、外国の主張の正しさを、自分で根掘り葉掘り調べて判断などしないものだ。ただ、両方のやり取りを見て、自分なりの感触を得るだけだ。
 だから支那の態度が堂々としていて、日本が言い訳めいた腰の引けた受け答えだと、国際社会は支那の方に正統性があるように見てしまう。正統性があるという事は、最終的にそちらの意見が通るのでは・・・即ち、支那が勝つと見なす。
 一方、日本の方は、何か自信が無い。何か隠してるんじゃないか?、そんな風に見られてしまう・・・正統性が無いのではないか?、正統性が無いという事は、最終的に日本が負けるのではないか、そう国際社会は思う。
 負ける方の応援をすると、自分も敗者になるから、国際社会では勝ちそうな方に味方するのが鉄則だ。正しいとか間違ってるとか、真実がどうのとかじゃないのだ。国際社会は法廷では無い。真実を争っているのではなく、勝ち負けを争っている。
 その辺を、日本の政治家は良く理解していないのではないか?、自国が正しければ、もっと堂々と相手国を非難しろ!、日本が正しいなら、その見解を世界に支持して貰えるように、力強く発信せよ!
 日本は、国際舞台で、配慮ばかりして奥歯にものの挟まったような言い方ばかりするべきではない。
 もっと堂々とせよ!
 




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