変な物輸入したら輸入元に責任が掛かるよ



 イタリアブランドの欠陥自転車で転倒し、重い後遺症が認定された事件で、輸入元に1億8900万円の賠償命令が出された。
『自転車の欠陥が原因で転倒し、重傷を負ったとして、茨城県つくば市の男性らが自転車を輸入した「サイクルヨーロッパジャパン」(東京都千代田区)に計約2億4100万円の損害賠償を求めた訴訟の判決で、東京地裁(白井幸夫裁判長)は25日、計約1億8900万円の支払いを同社に命じた。
 判決は、自転車の前輪と車体をつなぐ部分が走行中に分離したことについて、自転車の欠陥だと認定。サイクル社に製造物責任法(PL法)に基づく賠償責任があると結論づけた。
 訴えていたのは元会社社長の中島寛さん(63)と、中島さんを介護する妻の典子さん(60)で、2人に対しては約1億5千万円の支払いを認めた。このほか、事故による保険金を中島さんに支払った保険会社には約3900万円の支払いを認めた。
 判決によると、転倒事故は2008年8月、つくば市内の路上で発生。中島さんはスポーツタイプの自転車を走行中に転倒し、顔面などに重傷を負った。頸椎(けいつい)や脊髄(せきずい)を損傷したため、全身まひで首から下が動かなくなる後遺症が残った。
 自転車はイタリアの「ビアンキ」ブランドで、台湾の自転車メーカーが製造し、サイクル社が輸入していた。サイクル社は訴訟で、事故は前輪に異物が挟まったために発生したものだと主張していた。(2013年3月25日 朝日新聞デジタル)』(http://www.asahi.com/national/update/0325/TKY201303250211.html

 このニュース、安かろう悪かろうの製品を輸入販売している会社によーく学んで欲しい。
 欠陥のあった自転車は、イタリアの「ビアンキ」というブランドのものらしいが、ビアンキの自転車は、台湾か中国で作られている物が多いと言う。情報によると、台湾製であっても、その台湾メーカーが中国に製造を外注し、結局は中国製だったりすることもあるそうだ(http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1115608821)。名ばかりブランドだね。
 輸入販売する会社は価格差が大きい方が儲かるから、安いものに手を出しがちだ。だが安ければ粗悪品が多くなるのは当然の事。
 今回の判決では、輸入元に大きな責任を認め、多額の賠償支払命令が出た。輸入元も、売っているだけだ・・・と開き直る事は出来ない。
 もし、素性の分からない海外製品を輸入販売している会社があったら、直ちに止めて国産品の代理店になった方が良い。事故があったら取り返しがつかない。特に、中国のメーカーの場合、先日破産したサンテック(http://d.hatena.ne.jp/NOFNOF/20130321/1363829002)のように、売り逃げか?、とも思われる場合があるから、事故の場合の契約が結んであっても信用できない。
 輸入品を扱う会社はリスクを充分考え、出来れば質が高く、信用のある国産品(http://d.hatena.ne.jp/NOFNOF/20120627/1340805603)を扱う方針に変えて行くべきだろう。そして消費者にも、その点をしっかり教えるべきだ。





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