米空母、中東から移動



 北朝鮮へ軍事的圧力を掛けるため米空母が中東から移動してきたという。
北朝鮮が韓国、米国への挑発の度合いを強める中、米海軍がアラビア海などで展開していた空母「ジョン・C・ステニス」を、インド洋や西太平洋を担当する米海軍第7艦隊の管轄エリアに移動させたことが30日、分かった。北朝鮮に軍事的圧力をかけ、挑発を抑止する狙いがあるとみられる。
 在日米軍によると、「ステニス」は米第5艦隊が管轄する中東周辺海域で約5カ月にわたり対イラン警戒活動やアフガニスタンでの対テロ戦の任務に就いていたが今月26日、第7艦隊の管轄海域に到着。戦闘攻撃機FA18スーパーホーネットや早期警戒機E2Cの発着艦訓練を実施している。インド洋付近を航行中で、西太平洋での活動海域は国防総省と協議して決めるとみられる。
 第7艦隊はステニスが移動した理由について「同盟国や友好国との訓練を通じてアジア太平洋地域の安定を促進させるため」としている。(時事通信 3月30日)』(http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130330-00000030-jij-n_ame

 アメリカが反応してくれて、金正恩も少しは落ち着くだろうか?
 一機動部隊の戦力だけでも、北朝鮮を原始時代に戻すには十分すぎる破壊力を持っている。
 北朝鮮は核を持ったと言い張っているが、その能力は証明されていない。ハリボテかもしれない(http://d.hatena.ne.jp/NOFNOF/20130328/1364433857)。実際には、アメリカへの核攻撃は不可能だろう。
 アメリカへ届くと豪語する北のミサイルは、今のところ固定発射式だ。打ち上げのそぶりが見えれば、アメリカに予防爆撃されるだろう。
 北に出来るのは、移動発射式のノドンを使って、韓国や日本を攻撃するくらいだ。それに搭載できる核弾頭だって、あるのかどうか分からない。核廃棄物くらいは、搭載できるのだろうが。
 北は、アメリカを交渉に引きだす為に挑発を激化させている。従って交渉を始めればアメリカの負けだ。では反応せず、有耶無耶にする?、それもアメリカの負けだ。金正恩は、怖がってアメリカは何も出来なかった、と勝利宣言するだろうから。
 金正恩に勝利宣言させない為には、アメリカは、リビア爆撃(http://keibadameningen.cocolog-nifty.com/blog/2012/07/post-d16b.html)や、もしくはアフガニスタンのテロ訓練キャンプミサイル攻撃(http://blog.goo.ne.jp/taro606/e/5f4bb01ebdf01b1b79a296f52f708c52)の時にやったような、限定的な攻撃を加えるのが一番だ。問題なのは、それを行った時の北朝鮮の暴発リスクをどう評価するかだ。
 アメリカは、北の暴発を恐れ、このまま何もせず金正恩に勝利宣言させるのか?
 一つの落とし所は、アメリカは直接手を下さず、アメリカの見守る中で、韓国と北朝鮮の間に、限定的な戦闘を発生させ、双方引き分けのような形で終わらせる手があると思う。
 ただ、地上戦は大規模戦闘に飛び火する恐れがあるから、2002年の西海海戦(http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%AC%AC2%E5%BB%B6%E5%9D%AA%E6%B5%B7%E6%88%A6)のような、船が少し沈むくらいの洋上戦闘を発生させるのが良いだろう(個人的には、本格的な第二次朝鮮戦争、おっ始めて貰っても良いんですがね・・・節度ある意見としては、このくらいです)。
 そこで、韓国に北朝鮮を撃破させ、金正恩の面目を失墜させるのである。韓国は、ヨンピョン島砲撃や哨戒艦の報復もしていないから、帳尻は合うはずだ。そう言う小手先の工夫をせず、何もしないと、政治的にアメリカの負けになるぞ。アメリカは本気出せ!



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