中国はアップルがお嫌い?



 中国で「アップルは我々を差別している」として、中国メディアが連日の批判報道を繰り返しているという。
『中国の新聞・テレビで連日、米アップルの中国の消費者に対するサービスが悪いと批判する報道が続いている。
 問題の発端は、3月15日に放送された中国国営の中央テレビ(CCTV)の消費者保護を訴える番組。番組はアップルの販売店が「無償修理期間中に故障した際は新製品に取り換えるはずなのに、部品交換で対応していた」などと指摘した。
 これをきっかけに「中国の消費者だけが差別的な扱いを受けている」という非難の声が広がった。アップルは「中国の法律を順守して、世界の他国と同じ修理規定を提供している」(23日)などと声明を出した。
 しかし、中国共産党の機関紙「人民日報」は、25日から「アップルの比類のない傲慢な態度」などと批判する記事を5日連続で掲載。30日には新華社通信が「(アップルは)中国の消費者に心から謝るべきだ」とする、中国消費者協会の指摘を配信した。(読売新聞 3月31日)』(http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130330-00001587-yom-bus_all

 中国には自由な報道が無い。従って、中国メディアの報道は、全て中国政府の意見だと考えて間違いない。
 アメリカ企業と中国企業のトラブルと言えば、中国の要求する検閲を問題視するグーグルとのトラブルが思い浮かぶ(http://www.excite.co.jp/News/chn_soc/20130107/Recordchina_20130107008.html)。
 中国がズルいと思うのは、企業やマスコミが政府と一体化している事だ。中国は資本主義国では無い。民主主義も無い。一党独裁の国である。
 それで、自国にとって何か都合が悪くなると、政府がマスコミに介入し、国の意思で外国企業を叩いたりできる。それに自国の産業は、完全に国のコントロール下にあるしね(http://d.hatena.ne.jp/NOFNOF/20130321/1363829002)。
 これって、1980年代に、アメリカが日本に対して「日本株式会社」とか言って、怒ってた仕組み、そのものなんだよね。まあ、日本に対しては、言い掛かりなんだけど、アメリカは、日本市場が国と企業が一体となっており、公正な競争が無い・・・散々そう言ってた。
 その不公正な市場の、まさに実物、ホンモノが今の中国市場なんだよ。
 中国市場は自由市場ではありません。国家による統制を受けています!
 アップルは、中国市場で商売したいなら、中国政府の言う事を聞け!、統制されろ!、そう中国から言われているんだろうな。
 何でアメリカは、日本にジャパン・バッシングした時みたいに、チャイナ・バッシングしないんだろ?、やっぱ、中国が核兵器持ってるからなのか。
 これでアップルが従わなかったら、反米デモが起きて、アップルの販売店が焼き討ちされたりするのかな?
 アップルさんも、そろそろ中国から出た方がいいんじゃないの。余計なお世話かも知れないけど。



<中国危機 巨大化するチャイナリスクに備えよ   単行本>



中国ビジネスの崩壊      単行本>



支那での商売は、やめた方が良い!、クリック宜しく。 m(_ _)m>

人気ブログランキングへ



(リンク)
http://deliciousicecoffee.blog28.fc2.com/blog-entry-5014.html